2話 ページ3
煌都「いずく！ワシとあそべ！」
緑谷「え、ことちゃん…！？」
鬼灯家が緑谷家に挨拶をしに来た次の日、ピンポーンとなったチャイムに反応し出久は玄関のドアを開けた。
目の前に立っていたのは昨日会ったことちゃんこと鬼灯煌都で自分と遊べとズカズカと家に入ってきた。
「あら、煌都ちゃん！？どうしたの？」
煌都「いずくの母よ、ワシはいずくと遊ぶぞ！よいか？」
「…えぇ！もちろん！」
煌都「そうか！なら行くぞいずく！ワシを楽しい所へ連れてけ！」
緑谷「え、ことちゃん…！？ま、待ってよ！そんなに急ぐと危ないよ…！」
「行くぞ」と言った煌都は出久の手を引っ張って走った。その後ろ姿を出久の母親は見えなくなるまでずっと見ていた。
・
緑谷「…ねぇ、ことちゃん。ことちゃんの頭の…角は個性…だよね…」
煌都「そうじゃの〜それがなんじゃ？」
緑谷「あ、いや…えっと、何の個性なの…？」
煌都「ワシの個性は確か、鬼と雷じゃな。母と父の個性どっちも受け継いだからの〜」
緑谷「すごい！すごいね！ことちゃんの個性！1つだけでも強個性なのにそれを2つもだなんて！！」
煌都「そうじゃろうそうじゃろう！ワシはすごいんじゃ！！」
褒められて上機嫌になった煌都はせっせと砂場で遊んで作っていた泥団子を出久に渡した。
上機嫌な煌都とは反対にすごいすごいと煌都を褒めていた出久はだんだんと下を向いて声も小さくなっていく。さすがに煌都も様子がおかしい事に気づいたのか下を向いた出久を見上げるように砂場に寝っ転がった。
煌都「…？何故泣いている？どこか痛いのか？」
緑谷「あ、いや…えっと……」
煌都「…」
自分を見上げてきた煌都に驚いた出久だったが煌都に泣いている理由を聞かれると言いたくないのかしどろもどろする。
その間、煌都はずっと出久の目を見ていた。
そして、やっと出久が勇気を出して声に出して言った。
緑谷「僕、、無個性なんだ……」
煌都「そうか」
その瞬間出久は砂場で寝っ転がって自分を見上げている煌都をガン見した。
想像していた、いつもの周りの反応と違いすぎて混乱していた。その間も煌都はそれがなんだ？というはてなマークを頭に浮かべながら泣いている出久を見ていた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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やどんこたん - 合格おめでとうございます！これからも更新頑張ってください！！ (2月1日 15時) (
レス) id: f5df38c333 (このIDを非表示/違反報告)
ああああああああああああああああああああ(プロフ) - 合格おめでとうございます！！ (12月11日 20時) (レス) @page21 id: e3dfa91469 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - ありがとうございます！！！もうちょっとで本格的に落ち着くかもです。長く待たせてしまい申し訳ないです…。絶対合格します！これからもよろしくお願いしますm(_ _)m！！ (11月29日 23時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
ああああああああああああああああああああ(プロフ) - 受験頑張ってください！！！！！！！！！！受験が終わってひと段落ついたころにまた更新が始まるのかと思うとワクワクが止まりません…合格しますように〜！！！！ (9月5日 20時) (レス) @page15 id: e3dfa91469 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - Ashleyさん» 返信遅くなってすみません！！ありがとうございます！！絶対合格します！ちょいちょい投稿するので気長に待っていてくれると嬉しいです！！ (9月4日 0時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空こころ | 作成日時：2022年11月28日 7時
