どこに居ても、必ず…

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キヨマサ｢あ"あ"あ"あ"あ"！！！！｣




しがみついて噛み付いていた武道は、ぐるりと愚図の後ろに回った。そして、首を絞める。





花垣｢マイキー君になれなくたっていいっ！！俺はっっ、

花垣武道だ！！！！！｣




キヨマサ｢離せゴラァァ！！！｣

龍｢絶対離すなたけみっち！！｣




花垣｢うおおおお！！！うらあああああ！！！！｣




そして、愚図は事切れた……ぶっ倒れて、意識もない。

武道は笑いながら勝った…？と、心底嬉しそうに言った。




橘｢タケミチ君！！｣

花垣｢来んなヒナ！！｣




でもまぁ、まだ残ってる残党がいるわけで…武道が投げたナイフ回収しとくんだったなぁ。

気持ち悪い笑みを零しながらこっちを向いてる愚図共の相手をしなければならない。





A｢エマと日向はケンちゃんがここにいるぞって人を呼んできてくれる？救急車入って来られるか心配だし｣

エマ｢えっ……でも、｣

A｢大丈夫だから。愚図共に時間なんかかけないよ｣

エマ｢…うん｣





日向は武道が説得したみたいだ。エマと日向が走っていくのを見送って愚図共と向き合う。

フラフラしてて今にもぶっ倒れそうな2人も一緒に並んでくるからバカかとつい口に出して言ってしまった。






花垣｢Aさん…ドラケン君……天国ってどんなんすかね？｣

龍｢ハハッ、てめぇは地獄行きだよ｣

花垣｢ハハッ、俺悪いことしてないっすよ｣

A｢私武道と一緒なら地獄でもいいかも。退屈しなさそう｣

花垣｢それどう言う意味ッスか…｣






そういう意味だよ。

そんなことよりとりあえず2人は大人しく座っていて欲しい。本当に指1本で倒れそうなくらいフラフラしてるんだから結構マジで座っていて欲しい。

まぁ、それを頼んだところで言うことを聞かないのは知ってるからとりあえず秒でヤろうと思う。

イケぇぇぇと叫びながらこっちに走ってくる愚図共。

とりあえずまずはあのナイフ持ってるやつからだなと1歩踏み出した。






敦｢おりゃあ！！｣

A｢え｣

花垣｢アッくん…｣





突然茂みから現れたのはまたまた武道の知り合いらしく、溝中五人衆というらしい。






…というか、急に出てこないで欲しい。危なく蹴るところだった。

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