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千壽「Aって回し蹴りの威力凄いよな」
A「ほんと?ありがと。千壽は本当に女の子か疑っちゃうくらい強いね!」
千壽「だろ?」
軽く貶したつもりだけど本人は全く気にしないらしい。いや、気づいていないだけなのかもしれないけど。
私が来て軽くだべった後、千壽が久しぶりに相手してって言うから軽く筋肉を伸ばしてから相手になった。
元々私は喧嘩のセンスがいいみたいなのである程度はもう感覚で出来ちゃう。けど、流石最強。相手として成り立っていたのは30分も経っていない。
結局私が疲れて床に寝そべった事でそれは終了となったけれど。
明石「お疲れ。千壽相手に粘ったな」
A「そりゃどーも…普段喧嘩なんてしないもんで体力ないわァ…つかれた」
荒師「30分近く出来たら上出来だろ」
今牛「ほら、水」
A「ありがとぉ…」
ワカから渡された水をごくごくと飲む。水ってこんなに美味しかったんだと思ったのはきっと千壽も同じはず。
それにしてもなんであんなに強いパンチや蹴りが出来るんだろう。不思議。
見た目小さくて華奢なのにどこからそんな力が出てくるんだろう。可愛らしい女の子の皮を被ったゴリラじゃん。
千壽「A今なんか変な事考えただろ」
A「……いや?疲れたな〜って」
勘のいいガキは嫌いだ。いつも鈍いくせにどうしてこういう時だけ声にも出てないのに勘づくんだろう。
本当に分かんないこの子。
今牛「にしてもA殴んの下手くそだな」
A「殴るなんてはしたないこと出来ないんです」
千壽「でも蹴りは凄かったぞ」
A「足さばきはとくいなの」
私は蹴る方が得意なんだ。殴るのは苦手なんだよ。人には得意不得意があるでしょ?それだよ。
ちなみに万次郎の蹴り、あれは元々私のだったんだ。いつの間にか盗まれ気づいた時には蹴りのレベルが上がっていた。
まぁ私は別に喧嘩しないから良いんだけどね。
千壽「Aの蹴りは…なんていうか、重い!」
A「なにそれ。褒めてんの?」
千壽「殴るのはそこら辺にいるヤツらみたいだった」
A「遠回しにザコって言ってんね」
千壽が何を言いたいのか私には理解出来なかったけど、きっと褒めてくれたんだろうと思う事にした。
体も動かせたし、久しぶりに千壽やオミに会えたし、ワカとベンケイの顔も見れた。
私はこの後夕飯を作らないといけないから、またねと手を振ってジムを後にした。
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空こころ(プロフ) - エリザベス女王さん» いつもありがとう!!!!頑張ります🔥💪 (2022年8月1日 21時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
エリザベス女王 - 場地さ〜ん!!!行かないでぇ〜!!更新頑張って下さい!!!楽しみに待ってます❤ (2022年8月1日 15時) (レス) @page27 id: f466090db3 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - エリザベス女王さん» ありがとうございます😊キャラの性格は出来るだけ原作通りで行きたいと思ってます!頑張ります🔥💪 (2022年7月29日 15時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
エリザベス女王 - 一虎ぁ!もうそのまんま!更新頑張って下さい! (2022年7月29日 11時) (レス) @page25 id: f466090db3 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - エリザベス女王さん» マイキー可愛いですよね!笑笑ありがとうございます!!頑張ります! (2022年6月16日 20時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空こころ | 作成日時:2022年5月26日 18時