1話 ページ2
A「師範!私、今回の最終選別ではなく次回の最終選別がいいです!」
無一郎「何言ってんの。早く行きなよ、間に合わなくなるよ?」
屋敷の前で師範に敬礼をしながら私の思いを伝えたけれど、師範の心には届かなかったようだ
シッシッと手を振りながら早く行きなよと言ってくる
最終選別
それは、鬼殺隊に入るのには必ず通らなければいけない狭き門である
A「私、まだ鍛錬不足だと思います!まだ師範に教わりたいこと沢山あるのに私が死んでもいいと、そうおっしゃるのですか!」
無一郎「なに言ってるの?はぁ…もう荷物は持ってるんだから早く行って。めんどくさいなぁ」
A「酷い!師範のバカ!いいですよ、もう!鬼なんてけちょんけちょんにしてきますから!」
無一郎「はいはい、じゃ頑張って」
霞柱時透無一郎こと私の師範はそう言って屋敷の中に入っていった
もうちょっと弟子の心配くらいしてもいいんじゃないかと思うけれどこれが師範なので仕方ない
A「全く…これで私が帰ってこなかったらどうするんだよ。いつもと変わらなかった……し…?…」
いつもと変わらない…?つまり……
A「帰ってくると信頼されてる…?!」
やったー!と、道端で飛び跳ねる。が、すれ違う人が変な目で見ていたのですぐにやめた。
ブツブツと落ち込んでいたがすぐに元気を取り戻した。しかし、今度は違うことが頭をよぎった
7日も師範に会えない…という事は……
A「忘れられるかも…!?」
自分の継子でありながら我が師範は数日会わないだけで名前も忘れてしまうのだ
これは大変だ
急いで行って、早く終わらせなければ…
A「師範ー!忘れないでくださいねー!!」
届くはずもないのに屋敷の方向に向かって声をあげた
そしてAは気付いていない
急いで行ったところでつく時間が早くなるだけで早く終わる事はない
ということに…
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香乃 - よろしくお願いします✨更新が楽しみです! (2022年3月29日 11時) (レス) @page6 id: 39e163f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - 香乃さん» うわぁぁありがとうございます!始めたばっかですけど…(フォローしてくれると嬉しいです…)作品の更新も頑張りますのでよろしくお願いします🙇♀️ (2022年3月28日 23時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
香乃 - ツイッター見ました!絵上手ですね!! (2022年3月28日 19時) (レス) @page6 id: 39e163f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空こころ | 作成日時:2022年3月26日 17時