検索窓
今日:27 hit、昨日:3 hit、合計:14,932 hit

9話 ページ10

A「おー、お前かー。よろしくねー」




傷だらけの人の質問を無視してるのか、双子はどんどん話を進めた。どれもこれも師範に聞いていたのでほどほどに聞いておく

バサバサと自分の所に飛んできた鴉の頭を撫でる。師範の鎹鴉はナマイキだからね

この子はちゃんと私が躾てしんぜよう




善逸「え?鴉?これ雀じゃね?」

A「…ふふっ……可愛い」

善逸「えっ、Aちゃん今笑ったよね???笑っちゃってましたよね???めっちゃ可愛いかった。結婚しない?」

A「無理ー」





他の人のはみんな黒い鴉なのに善逸のは可愛らしい雀だった。これじゃあ、鎹鴉じゃなくて鎹雀じゃん

え、え?とまだ困惑している善逸を密かに笑っていると、バシッという音とともに怒鳴り声が響いた





玄弥「どうでもいいんだよ鴉なんて!刀だよ刀!!今すぐよこせ!!鬼殺隊の刀!!"色変わりの刀"!!」





え、え、?何してるの?頭沸いてるの??

自分の所に来た鴉を払ったかと思えば今度は白い髪の子の頭を鷲掴みにしていた


…え、いや、え…?止…めた方がいいよね、絶対


そう思って足を動かそうとすると、私より先に炭治郎が動いたみたいだった





炭治郎「この子から手を離せ!!離さないなら折る!!」


 

えぇ、折るの…!?折っちゃうの…!?炭治郎怖い!!とんでもねぇ炭治郎だ!!!




玄弥「あぁ?なんだてめぇは!やってみろよ!」




え、いいの…?そんなこと言っちゃって…と思った時にはもうすでに遅かった

ミシッという音とともに炭治郎の腕を払った傷だらけの人

…………折ったな、炭治郎…すごいよ、きみ…




黒「……お話はすみましたか?」

A「え?お話なの?今のお話で片付けちゃっていいの???」

黒「ではあちらから刀を造る鋼を選んでくださいませ」




私この世で1番酷いのって、無視だと思うよ。だってこんなに心が痛い




黒「鬼を滅殺し、己の身を守る刀の鋼はご自身で選ぶのです」




そう言われてもなぁ……

台の上に鋼がいくつか乗っている。どれを見ても同じにしか見えないのは私だけなのかな

大きさとかが違うだけで原料は一緒だからどれを選んでも一緒じゃない?多分





A「私これにしまーす」













とりあえず1番近い大きい鋼を選んでおいた

10話→←8話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
107人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

香乃 - よろしくお願いします✨更新が楽しみです! (2022年3月29日 11時) (レス) @page6 id: 39e163f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - 香乃さん» うわぁぁありがとうございます!始めたばっかですけど…(フォローしてくれると嬉しいです…)作品の更新も頑張りますのでよろしくお願いします🙇‍♀️ (2022年3月28日 23時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
香乃 - ツイッター見ました!絵上手ですね!! (2022年3月28日 19時) (レス) @page6 id: 39e163f9a9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:空こころ | 作成日時:2022年3月26日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。