不思議なあの子はかまぼこ隊の一員です 2

69話 ページ23

炭治郎｢なほちゃん、きよちゃん、すみちゃん。俺たちの修行の手伝いをして欲しい。俺たちが寝てる間全集中の呼吸をやめたら布団叩きでぶん殴ってくれないか｣

A｢え、私も？｣





確かに寝ている間私も全集中の呼吸はできていない。………まぁ、でも炭治郎がやるって言ってるしいっか

ぺこりと私も頭を下げてお願いと言えば少し間が空いてからいいですよ！と元気よく返事を貰えた

この3人は3つ子みたいだ。だって目がこんなにも似ている






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それから10日間私と炭治郎は寝ている間全集中の呼吸ができていなかったら3人に全力で叩かれるというものすごい寝不足な毎日を過ごした

私は起こされすぎて少しイラァときていたが、寝たいという欲が勝ったのかやりながら寝られるようにいつの間にかなっていた

よっぽど寝たかったみたい





なほ/きよ/すみ｢がんばれ！がんばれ！がんばれ！｣




そして今、炭治郎があの大きな瓢箪を割ろうと頑張っている。ちなみに私はもう割った




バン




A｢あ、割れた｣




バンという大きな音とともに瓢箪は割れて炭治郎と3人は飛んで喜んでいた


そこからの炭治郎の成長は凄かった。全然勝てなかったカナヲに湯呑みも鬼ごっこも勝っていた

……炭治郎はすごいなぁー

私も炭治郎の次にやったけれど、湯呑みも前より早い段階で、かけれたし鬼ごっこも捕まえる事ができた





炭治郎｢やったな！A！｣

A｢うん、これで少しは強くなったかな？｣

炭治郎｢あぁ！絶対なってる！小さな1歩だけど確実に！｣

A｢ほんと？良かったぁ｣






わーい、やったー、とまたあの4人は飛んで喜んでいる。私は持ってきていたお団子を口に運んでいた






善逸｢…｣

伊之助｢…｣






この様子を陰ながら見ていたらしい善逸と伊之助は



や ば い



と、焦りを感じていた

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