不思議なあの子はかまぼこ隊の一員です 2

68話 ページ22

A｢……｣



寝る間もとか言ってたな…全然出来ない

炭治郎はどっかに行っちゃったし、善逸と伊之助はぐっすり寝てるし






キィー






A｢禰豆子、おはよう｣

禰豆子｢むー｣




トテトテと歩いてきた禰豆子を自分の膝の上に乗せる




A｢今ね炭治郎外に行ってるんだ。訓練してるんだよ。私もやろうと思ったけど全集中の呼吸を寝てる間できなくて寝れなかったの｣

禰豆子｢むー？｣

A｢うん。どうやったらできるんだろうね｣

禰豆子｢むーむー！むー！｣

A｢そうだよね、出来るよね。ありがとう禰豆子。私まだ眠くないから炭治郎の様子とか教えてあげる｣

禰豆子｢むー！！｣





なんて言ってるのか正直全く分からないけどいいや

禰豆子と普段の炭治郎の様子とか、善逸がどうだの、伊之助はこうだのいろいろ話す

聞く度に嬉しそうな顔になるからなんだかこっちまでいい気分になってしまう

善逸が昼間籠の隣に座って話しているのを見かけるけど気持ちが分かる気がする






A｢善逸ね、いっつも顔をふにゃふにゃさせながら禰豆子に話をしてるんだよ｣

禰豆子｢むー？｣

A｢間抜けな顔だけど、楽しそうに話すからさ人間に戻ったら話聞いてあげてね｣

禰豆子｢むー！｣

A｢私ともいっぱい遊んでね｣

禰豆子｢むーむー！むー！！｣






炭治郎と私が同い年だから禰豆子は年下だけど、歳の近い女の子の友達なんていなかったからやっぱり嬉しい

今度、カナヲとアオイも呼んでお団子を食べよう






A｢ふふふっ、楽しみだね｣

禰豆子｢むー！むーむーむー！！むー！｣














善逸｢…(Aちゃんが笑った！！！！絶対可愛い！！！いいな禰豆子ちゃん！！俺も見たかったっ！！！)｣

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