199話 ページ9
カツン
カツン
カツン
カツン
エマ｢……何、あれ、、？｣
まるで
まるで、虫が羽化するみたいに中から出てきたのは顔のない女王だった
いやあれは……女王なの…？
｢あなうれしや｣
｢揃うておる、目を覚ましたら目の前に｣
｢最高級GF第3プラント特上4匹｣
｢うれしや｣
｢あやつの言う通りお前たちは皆生きていた｣
｢赦そう｣
｢我が都への攻撃も、我が臣下達への攻撃も、妾への攻撃も｣
｢λの食用児もGFの脱走者も皆妾の手に戻る｣
｢皆妾が｣
｢食らうのだ｣
ノーマン｢─────っ！ザジ！！！｣
ザジ｢っ！！｣
一瞬
本当に一瞬だった
何が起きてるのか分からなかった
それでも体は反射的に動いて銃を取り女王へ向けた
｢撃つか？63194、81194、24194｣
いや撃たなきゃ死ぬわ、これ撃っても死にそうだけど……！
あのザジが一瞬で捕まって、一撃で倒された
あれだけ消耗させたはずなのに
ていうかさっきザジが斬った時なんもなかったんだけど！？なんで無いわけ！？
脳も核もないの！？打つ手ないじゃん！！！
……………………………………
ダメだ、落ち着け
こういう時に焦るとダメだ、頭が視界がクリアにならなくなる
…………ふぅぅ
さっきコイツは私とエマとレイを見分けた。つまり視覚はある。表面に出てないだけで
きっと核が体中動くんだ。そうじゃなきゃ説明出来ない
それを暴くには……とりあえず撃ちまくるしか───
ザワっ
え
なにこれ、体が動かない、
怖い
ノーマン｢エマ！！レイ！！｣
A｢───っ！！｣
動け動けお願いだから動いて私の体！！！
いやだ、今動かないと、私、わたしっ───！！
ドスッ
ドスッドスッドスッドスッ
A｢────っ、はぁ、はぁ……ソンジュ、ムジカ｣
ソンジュ｢待たせたな｣
ムジカ｢3人とも無事？怪我は？｣
レイ｢助かった｣
エマ｢ありがとう！｣
A｢……はぁぁぁ、ありがとぉぉ｣
ムジカ｢Aあなた、髪が…｣
A｢髪くらいいいよぉ、長くて邪魔だったし｣
城下はソンジュとムジカ、ドンやギルダがやってくれたみたい…良かったぁ
ドンとギルダもソンジュが抜け道を教えてくれてもう時期王都から出られるそう
A｢……はぁぁ、｣
良かった、良かったぁ……
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黒灰白有無％(プロフ) - 約半年ですけど、完結おめでとう御座います！お疲れ様でした、最終巻まで書いてる人は珍しいのでちょっとレアな感じしました、主人公の性格も好きで始まりから終わりまでとても良いお話でした！一番最後の番外編?みたいのも初々しくて可愛かったです!ずっと応援してます (2023年1月10日 5時) (
レス) @page40 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - ruriniganaさん» ありがとうございます！！番外編は暇が取れたら書こうと思います！完結にしてますが更新する時にまた連載中にしようと思います！まだ時間が空くかと思いますが気長に待ってくれれば嬉しいです！！ (2022年6月7日 0時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - りゅう酸さん» こちらこそ最後まで読んでくれてありがとうございます！！ (2022年6月7日 0時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
rurinigana(プロフ) - 完結お疲れさまでした！とても素敵な作品で面白かったです！もしよろしければ、この物語の続きみたいな番外編作って欲しいです！笑 本当にお疲れさまでした (2022年6月6日 16時) (レス) @page38 id: 29637ba3af (このIDを非表示/違反報告)
りゅう酸(プロフ) - 空こころ様完結お疲れ様です！ 素敵な作品を書いてくれてありがとうございました (2022年4月11日 19時) (レス) @page38 id: 03bcb9c580 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空こころ | 作成日時：2022年2月20日 16時
