196話 ページ6
エマ｢もう1人じゃないんだよ、怖がらないで私たちを信じて…辛いこと苦しいこと怖いこと全部私たちにも分けて、背負わせてよ｣
レイ｢ああ、カッコつけんな抱えんな全部吐き出せ！｣
エマ｢守ってくれなくていい！私はノーマンの隣を歩きたい！｣
レイ｢家族で兄弟で
たとえそれで結果がどうなろうとな｣
エマとレイはノーマンに自分の思いをぶつけてる
やっぱりノーマンを助けられるのはエマとレイだよねぇ…別に私じゃ無理とかじゃなくて、
私は少し…わがまますぎるから
レイ｢おいA｣
A｢え｣
レイ｢お前も言いたいことあんだろ、んなとこで黙ってないで言え｣
A｢…｣
急に話を振られてびっくりしたけど、私は3人の中にいていいとか言われてもいないのに言われているようで……ちょっと嬉しかった
小さい頃から一緒なんだし、何言ってんだよって感じなんだけどね
A｢じゃあ遠慮なく……ノーマン｣
A｢私が聞きたいのはひとつだけ…｣
A｢私たちは何をすればいい？ノーマンはどうしたい？｣
小さい子に何かを言い聞かせる時みたいにできる限り優しく落ち着いた声で聞いた
周りは驚くほど静かで、今この世界には私たちしかいないんじゃないかってくらいだった
ノーマン｢ダメなんだ…もう遅いんだ、僕はもう戻れない場所にいる……エマ達の隣を歩くなんて出来ないんだ｣
A/エマ｢知ってる/知ってるよ｣
A｢ノーマンが何をしてたか、何をしたのかもう全部わかってる、わかってる上で言ってるの｣
エマ｢遅いなんてことない、全部一緒に何とかしよう！！弱くてもいいんだよそれが本心のノーマンなら
一緒に迷って
一緒にもがいて
一緒に笑おう！！
一緒に生きよう！ノーマン！！
今度こそ！！｣
3人で並んでノーマンに手を伸ばした
でもその手を掴むことなくノーマンはうずくまった
ノーマン｢でも…やっぱり無理なんだ。僕らは…もう長くは生きられない…生きられない｣
ノーマン｢…けて、助けて
エマ、A…レイ｣
ノーマンは泣きながら本心を言った
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黒灰白有無％(プロフ) - 約半年ですけど、完結おめでとう御座います！お疲れ様でした、最終巻まで書いてる人は珍しいのでちょっとレアな感じしました、主人公の性格も好きで始まりから終わりまでとても良いお話でした！一番最後の番外編?みたいのも初々しくて可愛かったです!ずっと応援してます (2023年1月10日 5時) (
レス) @page40 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - ruriniganaさん» ありがとうございます！！番外編は暇が取れたら書こうと思います！完結にしてますが更新する時にまた連載中にしようと思います！まだ時間が空くかと思いますが気長に待ってくれれば嬉しいです！！ (2022年6月7日 0時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - りゅう酸さん» こちらこそ最後まで読んでくれてありがとうございます！！ (2022年6月7日 0時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
rurinigana(プロフ) - 完結お疲れさまでした！とても素敵な作品で面白かったです！もしよろしければ、この物語の続きみたいな番外編作って欲しいです！笑 本当にお疲れさまでした (2022年6月6日 16時) (レス) @page38 id: 29637ba3af (このIDを非表示/違反報告)
りゅう酸(プロフ) - 空こころ様完結お疲れ様です！ 素敵な作品を書いてくれてありがとうございました (2022年4月11日 19時) (レス) @page38 id: 03bcb9c580 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空こころ | 作成日時：2022年2月20日 16時
