195話 ページ5
レイ｢これ全て……｣
ノーマン｢殺した、殺し合わせた。死んでいるよ、王・貴族、ギーラン家全て｣
エマ｢ノーマン！約束は結べた、みんなで人間の世界へ逃げられる！｣
約束を…結べたんだ……良かったぁ
エマとレイは来た。来たけど1歩遅かった
ノーマンは最後の1匹を殺してしまった
…でも、あの時ノーマンは……
エマ｢もう戦わなくていいんだよ、ね、今からでも絶滅なんてやめよう｣
ノーマン｢もう遅い、もう無理だよエマ｣
確かにもう後戻りできない所まで来ている…取り返しのつかない、もう治せない亀裂を私たちは入れてしまった
ノーマン｢絶滅しかないんだよエマ、邪魔しないで｣
エマ｢やだ｣
シスロ｢は！？｣
エマ｢方法探そうよ、無理でも考えよう。どんなに難しくても諦めちゃダメだ！遅すぎることなんてない！！｣
ノーマン｢エマ｣
エマ｢私は、決めたの。もうノーマンに自分を殺させない、ノーマンを1人行かせないって｣
ヴィンセント｢？｣
こんな状況で口喧嘩なんてしてる暇はないけど、きっとこれは話さきゃダメなつ
今ここで言わせなきゃダメなやつだ
ノーマン｢……なんの話し？僕はもうどこにも行かないっていたよね｣
エマ｢ノーマンは嘘つきだからね！信用できない！｣
A｢……っ、あはは！そうだね、確かにノーマンは嘘つきだ…！｣
しまった、ここは静かに見守ろうと思っていたのに声を大にして笑ってしまった
どうしよう…まぁもう遅いよね
エマ｢ほらね！Aも言ってる！ノーマン本当は辛いんでしょ？でも頭がいいから確実な道を選んで、優しいからみんなの分まで背負ってるだけ｣
エマ｢絶滅させたいなんて思ってない！殺戮したいなんて思ってない！
ノーマン自分にまで嘘つかないで全部話してよ。何を隠してるの？何に怯えてるの？｣
ノーマン｢怯える？｣
エマ｢私には今のノーマン怖くて震えてる小さな子供に見える｣
ゆっくりとノーマンに近づいてくるノーマン
私はノーマンの斜め前に立ってるから近いけど、、つまりここは特等席と言える
ノーマン｢来ないで、ここまで来たんだ引き返すつもりは無い｣
エマ｢いやだ、今度は絶対行かせない！｣
ノーマンは怖がりなんだ
自分の
だから確実な道を選んできた、選ぶしかなかった
本当は怖がりで臆病なんだ
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黒灰白有無％(プロフ) - 約半年ですけど、完結おめでとう御座います！お疲れ様でした、最終巻まで書いてる人は珍しいのでちょっとレアな感じしました、主人公の性格も好きで始まりから終わりまでとても良いお話でした！一番最後の番外編?みたいのも初々しくて可愛かったです!ずっと応援してます (2023年1月10日 5時) (
レス) @page40 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - ruriniganaさん» ありがとうございます！！番外編は暇が取れたら書こうと思います！完結にしてますが更新する時にまた連載中にしようと思います！まだ時間が空くかと思いますが気長に待ってくれれば嬉しいです！！ (2022年6月7日 0時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - りゅう酸さん» こちらこそ最後まで読んでくれてありがとうございます！！ (2022年6月7日 0時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
rurinigana(プロフ) - 完結お疲れさまでした！とても素敵な作品で面白かったです！もしよろしければ、この物語の続きみたいな番外編作って欲しいです！笑 本当にお疲れさまでした (2022年6月6日 16時) (レス) @page38 id: 29637ba3af (このIDを非表示/違反報告)
りゅう酸(プロフ) - 空こころ様完結お疲れ様です！ 素敵な作品を書いてくれてありがとうございました (2022年4月11日 19時) (レス) @page38 id: 03bcb9c580 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空こころ | 作成日時：2022年2月20日 16時
