223話 ページ35
ドン｢あ……A｣
バシン
ギルダ｢ちょ、A何して……！！｣
A｢ふざけないでよ！！！｣
ドンの方に手を置いて1歩下がらせ手を思い切りエマの頬に当てた
ギルダに怒られたけど、私は決めてたんだ
会ったら1発殴るって
A｢エマはいつもそう……1人だけ頑張って、1人だけ無理して、全部1人で背負って……｣
エマ｢…？…？？｣
A｢こうなるって分かってたなら私は別にあっちの世界に残ったって良かった…！もうッ……なんでッ……ッ…………
─────ッ…無事で良かった、エマ｣
エマ｢え…｣
本当は言いたいこともっと沢山あったし、今までの私たちの苦労を…とか、もっと殴ってやりたい……けど、
だけど、やっぱり
エマがここにいて、生きているという事実は心の底から安心した
思わず抱きしめてしまった
エマは何が何だか全然分かっていないようだったけど
A｢記憶がなくても…生きててくれてありがとう｣
1度でた涙は簡単には止まらない。何年も我慢してきた涙がここで一気に溢れてしまう
記憶がなくても…だなんて言うからドンなんかは、は！？って言ってるけど、
ノーマンも記憶がなくても良かった…と、泣きながら言っていた
ノーマンは、エマにこれまでの2年間のことを泣きながら話した
私たちが学校に通っていること
シロス達やノーマンの体調のこと
アダムの特殊遺伝子から薬を作れたこと
その薬で量産農園にいた子達も歩けるようにまでなったこと
ラートリー家が後見として色々と手を貸してくれていること
クリスが目覚めたこと
ノーマン｢全部君がくれたんだ。君が君の
ノーマン｢でも、それでも僕は君と一緒にいたかった……君も一緒に笑って……｣
急に肩が濡れ始めた
A｢……エマ？｣
エマ｢え…あれ……？私……どうして……………
会いたかった…
ずっと
そっか……そっか……そっかぁぁ
レイ｢俺たちも会いたかった｣
フィル｢ずっとずっと会いたかったよ！！｣
ノーマン｢忘れてしまったっていいんだ…思い出せなくったって…今の君がかつての君と違ったっていい
だからもう一度……いや何度でも
一緒に生きよう｣
エマは泣きながらも満面の笑みで言った
エマ｢うん！｣
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黒灰白有無％(プロフ) - 約半年ですけど、完結おめでとう御座います！お疲れ様でした、最終巻まで書いてる人は珍しいのでちょっとレアな感じしました、主人公の性格も好きで始まりから終わりまでとても良いお話でした！一番最後の番外編?みたいのも初々しくて可愛かったです!ずっと応援してます (2023年1月10日 5時) (
レス) @page40 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - ruriniganaさん» ありがとうございます！！番外編は暇が取れたら書こうと思います！完結にしてますが更新する時にまた連載中にしようと思います！まだ時間が空くかと思いますが気長に待ってくれれば嬉しいです！！ (2022年6月7日 0時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - りゅう酸さん» こちらこそ最後まで読んでくれてありがとうございます！！ (2022年6月7日 0時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
rurinigana(プロフ) - 完結お疲れさまでした！とても素敵な作品で面白かったです！もしよろしければ、この物語の続きみたいな番外編作って欲しいです！笑 本当にお疲れさまでした (2022年6月6日 16時) (レス) @page38 id: 29637ba3af (このIDを非表示/違反報告)
りゅう酸(プロフ) - 空こころ様完結お疲れ様です！ 素敵な作品を書いてくれてありがとうございました (2022年4月11日 19時) (レス) @page38 id: 03bcb9c580 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空こころ | 作成日時：2022年2月20日 16時
