202話 ページ12
エマ｢急ごう！アジトへ！｣
ノーマン｢あぁ、急ごう。確かにこの状況はまずい。女王の言葉で確信した、今王兵を動かしているのは恐らく……ラートリー家現当主
ピーター・ラートリーだ｣
・
レイ｢起死回生逆転の一手……まさかそんな手に…｣
ノーマンの話では、ラートリー家は"ミネルヴァ"という汚点を鬼に伝えていなかった
鬼と孤立状態であり、全て秘密裏に処理しなければならなかった
しかしピーター・ラートリーはこの全てを女王に話した
我欲で物事を判断する女王だ。特上4匹を捧げるとでも言って大事にはしなかったはず
もはや"ミネルヴァ"という足枷もない
エマ｢しかもこんなに巧く…ほぼ無傷で…鬼たちと断絶したり争ったりとかもなく…｣
A｢ピーター・ラートリー…そいつがアジトの場所を知らないとしても、、｣
ノーマン｢ああ、奴なら有り得る｣
そこまで頭が回り、行動するやつだ。アジトの場所が分からなくても私たちの意図に気づく可能性もある
ラートリー家……ユウゴとルーカスの…仇…ふざけた遊びでたくさんの命を奪った悪魔
絶対に許さない
暗く狭い通路を全速力で走っていれば、見知った声が響いた
ドン/ギルダ｢エマ！A！レイ！｣
エマ｢ドン！ギルダ！！｣
A｢無事でよかった。怪我はない？｣
ドン｢全然大丈夫！！｣
良かった……2人とも無事だった
A｢アイシェもありがとう、無事で良かった｣
アイシェ｢……｣
ｺｸﾝ
相変わらず喋る気は無いのか頷くだけだけど、この様子からはドンとギルダと仲良く慣れたみたい
…仲良く……は、分かんないけど…まぁ、うん
再開を喜んでいたけどノーマンだけは少し居心地が悪そうだった
ギルダ｢ノーマン……！｣
ノーマン｢あ…｣
ドン｢心配かけやがって！｣
ギルダ｢そうよそうよ｣
ノーマンはギルダとドンを使ってムジカとソンジュを殺すつもりだった
家族の未来の為に家族を使って家族の恩人を殺そうとした
ノーマンがそれを行おうと決断した時、罪悪感がないわけがなかったんだ
ドン/ギルダ｢おかえり｣
ノーマン｢ただいま｣
ドンもギルダも思うことはあるだろうに何も言わずにおかえりと言った
良かったねぇ、ノーマン
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黒灰白有無％(プロフ) - 約半年ですけど、完結おめでとう御座います！お疲れ様でした、最終巻まで書いてる人は珍しいのでちょっとレアな感じしました、主人公の性格も好きで始まりから終わりまでとても良いお話でした！一番最後の番外編?みたいのも初々しくて可愛かったです!ずっと応援してます (2023年1月10日 5時) (
レス) @page40 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - ruriniganaさん» ありがとうございます！！番外編は暇が取れたら書こうと思います！完結にしてますが更新する時にまた連載中にしようと思います！まだ時間が空くかと思いますが気長に待ってくれれば嬉しいです！！ (2022年6月7日 0時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - りゅう酸さん» こちらこそ最後まで読んでくれてありがとうございます！！ (2022年6月7日 0時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
rurinigana(プロフ) - 完結お疲れさまでした！とても素敵な作品で面白かったです！もしよろしければ、この物語の続きみたいな番外編作って欲しいです！笑 本当にお疲れさまでした (2022年6月6日 16時) (レス) @page38 id: 29637ba3af (このIDを非表示/違反報告)
りゅう酸(プロフ) - 空こころ様完結お疲れ様です！ 素敵な作品を書いてくれてありがとうございました (2022年4月11日 19時) (レス) @page38 id: 03bcb9c580 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空こころ | 作成日時：2022年2月20日 16時
