192話 ページ2
シスロ｢物見からの報告だ。王都軍は着々と偽の地点へ向かっている。そんで各領から出発した五摂家の親族車両も｣
A｢全部予定通りじゃん｣
ノーマン｢上々だな｣
こうも予定通りに事が進むなんて…ちょっと怖いなぁ
ノーマン｢ヴィンセント例のアレは？｣
ヴィンセント｢完璧だ。間に合った、持ってきたよ。後で確認してくれ｣
例のアレ……？
さすがにヴィンセントが何を作ってるまでかは調べることが出来なかった
バーバラ｢よっしゃ！計画はバンジ抜かりなしだ！｣
シスロ｢万事な｣
A｢でも抜かりがない時程警戒しないとダメだよ｣
ヴィンセント｢分かっている｣
そうして、決行は明日の朝ということで各自自由にしていた
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夜
A｢…｣
ノーマン｢A｣
A｢ノーマン、話は終わったの？｣
ノーマン｢うん、聞いてたの？｣
A｢話しかけに行こうと思ったけど、なんだか深刻な話をしてたからさー｣
夜になってみんなが寝静まった時、ノーマンは来た
さっきも私は話しかけに行こうとしたけどバーバラ達と話してたから遠慮した
……遠慮？…私が？………………え、まじか
ノーマン｢…エマとレイ来なかったね｣
A｢来るよ｣
ノーマン｢え…｣
A｢だから来るって、エマとレイは必ず来る｣
ノーマン｢…｣
確かにエマとレイは私たちが出発する前までに来なかった
けど絶対ちゃんと約束結んで2人とも帰ってくる
A｢……ごめんね、ノーマン｣
ノーマン｢え、どうしてAが謝るの？｣
A｢…なんでもなぁい｣
ノーマン｢……｣
スクッと立って、私は座っているノーマンを見下ろした
A｢でもノーマン、ひとつだけいい？｣
ノーマン｢ん、何？｣
A｢私は…私たちは、ずっとノーマンの味方だよ｣
ノーマン｢…うん、ありがとうA｣
A｢明日、きっと何かが変わるよノーマン｣
ノーマン｢……｣
A｢だから楽しみにしてなよ｣
なんだか消えちゃいそうで馬鹿の一つ覚えみたいにノーマンの名前を呼んだ
なんだかノーマンが小さい子供みたいに見えて、思わず手がノーマンの頭に伸びた
ビックリしてたけど振り払う事はなくて、目を細めてた
…………こりゃ相当参ってんな
絶対助けるからね、ノーマン
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黒灰白有無％(プロフ) - 約半年ですけど、完結おめでとう御座います！お疲れ様でした、最終巻まで書いてる人は珍しいのでちょっとレアな感じしました、主人公の性格も好きで始まりから終わりまでとても良いお話でした！一番最後の番外編?みたいのも初々しくて可愛かったです!ずっと応援してます (2023年1月10日 5時) (
レス) @page40 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - ruriniganaさん» ありがとうございます！！番外編は暇が取れたら書こうと思います！完結にしてますが更新する時にまた連載中にしようと思います！まだ時間が空くかと思いますが気長に待ってくれれば嬉しいです！！ (2022年6月7日 0時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
空こころ(プロフ) - りゅう酸さん» こちらこそ最後まで読んでくれてありがとうございます！！ (2022年6月7日 0時) (レス) id: 8fe586bbd3 (このIDを非表示/違反報告)
rurinigana(プロフ) - 完結お疲れさまでした！とても素敵な作品で面白かったです！もしよろしければ、この物語の続きみたいな番外編作って欲しいです！笑 本当にお疲れさまでした (2022年6月6日 16時) (レス) @page38 id: 29637ba3af (このIDを非表示/違反報告)
りゅう酸(プロフ) - 空こころ様完結お疲れ様です！ 素敵な作品を書いてくれてありがとうございました (2022年4月11日 19時) (レス) @page38 id: 03bcb9c580 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空こころ | 作成日時：2022年2月20日 16時
