4段 ページ5
三木ヱ門たちと解散してからは特にすることも無くいつものお気に入りの場所で昼寝をしようと移動した
A「………ありゃー、先客がいるー」
ここは一通りもあまりなくて、静かで気に入っていたんだけどまさかこの人もとは………
A「…三郎せんぱーい」
三郎「……」
この人寝起きはいいはずなんだけどな
忍者なんだから人の気配で起きろよなー、せんぱーい
グダグダ滝夜叉丸のように言っていたけれど起きないから私も寝ようと隣に横になる
A「…………あ、そーだ」
隣に横になりじーっと三郎先輩を見つめる。やっぱり起きないよなぁ
まぁいいんだけどさーとか思いながら目を閉じようとして……やめた
今なら先輩の素顔が見れるのでは?と思い横になっていた体を起こして顔に手を伸ばした
パシッ
A「あ」
三郎「私の素顔を暴こうなんて生意気なヤツだな」
A「三郎先輩起きてたんですかー」
三郎「最初から起きていた」
A「えー、ひどーい。それなら起きてくださいよ」
三郎「ふっ、Aもまだまだだな」
口の中に空気をためて頬を膨らませていたら思いっきり叩かれた
そしてそのまま頬を手に挟まれて口がタコのようになってしまっている
A「……何するんですか」
三郎「面白い顔だな、間抜けだ」
A「もー、私眠いんですよー早く寝ましょ」
三郎「いや、私は寝ていたからなもう行く。風邪ひくなよ」
そう言って三郎先輩は戻って行った
うーむ、いつか三郎先輩の素顔を見てみたいものだなぁ
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あい(プロフ) - 続き待ってました (2022年3月15日 9時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
青空 - これ面白いです!!!!!! 続き待ってます (2022年1月8日 22時) (レス) @page34 id: 802e0c174c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空こころ | 作成日時:2021年12月18日 16時