のんびりちゃん

23段 ページ24

滝｢私の輪子の方がすごい！！私の輪子は小回りが利くしな！しかしどうだ三木ヱ門お前のそれは荷物になるではないか！！｣

三｢何が荷物だ！！ユリコをバカにするな！私のユリコは百発百中だぞ！！何よりハデだ！この学園のアイドルである私にピッタリだ！！｣



A｢……｣

喜｢…｣



いかに自分が素晴らしいかというとてもどうでもいい話をしていると思ったら、次は武器の話になっていた

別にどっちもすごいでいーじゃん

実際すごいんだしさー……隣の喜八郎も面倒くさそうな目で見てるよー？いいの、それで




三｢もー怒った！私のユリコでお前なんか1発だからな！｣

滝｢ふん！私の輪子の方がすごいに決まっている！｣

三｢滝夜叉丸！！｣

滝｢三木ヱ門！！｣

三/滝｢覚悟ぉ！！！｣




バシン

ガチャ




喜｢はーい、しゅーりょー｣

A｢もぉー、危ないから見てればほんとに使うんだからー｣




ついに2人とも自分の武器で攻撃をしようとし始めたので喜八郎と一緒に止めた





滝｢何をするA！｣

三｢そこをどけ喜八郎！｣

A｢だからー、危ないでしょってばー｣

喜｢2人ともうるさいんだけどー｣





滝夜叉丸が投げた戦輪を私の鉄扇で弾いて止めて、喜八郎は三木ヱ門が着火する前に頭をぶん殴ってた

喜八郎もなんだかんだ言いながら止めてくれていて、早く終わんないかなぁって思ってたら聞き捨てならない言葉が聞こえた






滝｢はぁ、まぁやはり改めて思ったが私の輪子が1番素晴らしいな！｣

A｢はぁ？私の扇様の方が素晴らしいに決まってるでしょー｣

三｢A！滝夜叉丸！お前ら全然分かっていない！私のユリコが1番だ！｣

滝｢私だ！｣

A｢私だよー！｣






喜｢…帰ろっかなー｣






呆れてものも言えない喜八郎だった






喜｢…踏子ちゃんやテッコちゃんたちの方が素晴らしいでしょ｣





でもやっぱり、自分の武器？が1番な喜八郎だった

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