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新八side
「あんたらなにしてんすか」
「ピアノ」
「ピアノだ」
銀魂高校七不思議の1つは連弾するエリザベスと桂くん。あとプロの演奏をする真似とかしているAちゃんと桂くん
「ヅラァ、それはなんの曲か?」
「A、これなんの曲か」
「あんた、楽譜捲ってるのに知らねぇんかい」
高速で指を動かしているAちゃんのリズムは乱れることがない。
どこかで聞いたことある曲
流行りのJポップとかではないのだろう。
「革命のエチュード」
「え、しらない」
「ああ、革命のエチュードだったなこれ。幻想即興曲じゃないのか」
「ああ、あれ私無理なの。最初ってさ右と左のリズムが会わないじゃんか」
「あ、あれか幻想即興曲って。俺が得意なやつか」
「そうそう、早くめくってよ、ちょっと」
「ああ、すまない」
何故か二人で会話が進んでいる
銀八先生と、神楽ちゃんは固まったままである
二人のいちゃいちゃ?タイムを邪魔するわけにいかないので二人のペット兼息子のエリザベスに質問をする
「知ってる?この曲」
≪知ってます。≫
「お前、意外と頭いいんだな」
≪ショパンの代表曲の一つで、祖国の悲運を怒り、書いたとされる曲、左手のための練習曲で、激しい叩きつける右手の和音がドラマティックなメロディーを奏でています≫
「……無駄な知識」
エリザベスにその知識はきっと必要ないと思うのだ
「マジアル?これ練習曲なの?A、マジすげぇ」
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作者名:枕崎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makuraz/
作成日時:2017年9月6日 6時