妖刀 ページ29
「お嬢ちゃん、いい刀あんだよ、ちょっと見てかねぇか、今持ってる刀の手入れもしてやるよ」
「いいんですか、おじさん、では頼みます」
「鍛冶屋のマサカズでいいっつってんじゃん」
「マサカズ、よろしくお願いします」
「なんか違う」
町を歩いているといつも刀のメンテナンスをしてくれるマサカズに出会う
中に入りぐるりと中を見渡せば目に留まる鳥の彫刻をされた刀を見つける
可愛いこれと思い触れば
「あ、Aちゃんその刀は」
「え?」
_____妖刀だけど
という店長の言の葉を聞くこともないまま意識を手放した
「どうしようか、桂ちゃんに電話しなくちゃだよ」
_____
桂side
「すまない、マサカズ。Aの呪いはどうやったら解けるのか」
「そういうのは村田さんとこにきいとくれ、これはメンテナンス済みのAちゃんの愛刀さ」
「ありがたく受け取ろう」
左の肩にAを担いで背中を左手で押さえて、Aの刀を右手で受けとる
二度と出てこないマサカズに手を振り村田さんとこなる場所へと向かう。
57人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:枕崎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makuraz/
作成日時:2017年9月6日 6時