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桂side
銀時が見張りに行った後、俺は思いきって彼女の防具を外して、服を脱がす
白い肌に映える赤色の根元を探しながら、ふと思う
「下着変えるべきなのかこれ」
彼女のぶらじゃあなるものには血が染み込んでいた。
さらしを取り、血を拭き取り小さな膨らみの前で立ち止まる
高杉と坂本に言ったらなんとかしてくれるのかこれ
という考えを頭に巡らせながら背中に手を入れ体を浮かせて包帯を巻く
あ、したも脱がせなければなるまい
細い足首を持ち上げれば自然と袴も下がり足が出ているから脱がす必要性は消えた
下着のギリギリのところから巻かなければいけないので俺の肩にAの足をのせる
なんでこんなことしてるのかな今、とため息をついて今すぐにでも逃げ出したい
片足を巻き終えて、足を肩から下ろして、もう片方の足を肩にのせる
左足には傷はなくかえり血や垂れてきた血が付着しただけだったためタオルで拭き取る
結局は下も着替えさせた方がいいのかな、と思い袴の紐をほどき、体を持ち上げて下に下げていく
彼女は下着姿で寝ている、そこに座り込む俺、という絵が完成してしまった、
高杉は話通じるからまだいいけど、坂本よ帰ってくるなと思っていたのに
「ヅラ?ついに手ェ出したんか」
「……下着脱がせるとこ悪かったな、行くぞ坂本。
ヅラおめっとさん」
「お前らまじで斬り殺すからな」
にやにやとする坂本は怖いが高杉は立ち止まる
先に部屋に戻った坂本は気楽そうだ
「A、生きてて良かったな、お前が治療してんだろ?」
「高杉!」
「下着、変えた方がいいぞ、じゃ俺ァ行くぜ」
「余計なことを!」
ヤクルコ置いて去っていった高杉は迷惑
洗濯物を見つけて乾いたものと書かれたそこから女物の下着を探し出せば見つかる
A、お前のためなんだ、許してくれ
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作者名:枕崎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makuraz/
作成日時:2017年9月6日 6時