検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:7,724 hit

第一話 ページ3

《八乙女楽、第一印象"最悪"》



これから、新しいドラマの打ち合わせがある為、あたしは早足で会議室に急いだ。
言い訳を言わせて貰うと、前の撮影が長引き、ウザいADさん?がしつこく連絡先を聞いて来て、逃げて来たのだ。

確か共演者は"TRIGGER"という人気アイドルグループの…ヤオトメ ラク?って名前だったはず…。


そう考えている内に会議室に着いた。


『遅れてしまい、申し訳ありません』


深くお辞儀する。
まだ5分前なのだが、この業界は20分前行動が基本なのだ。


?「まぁ、早く座れ」


そう言われるとあたしは『すみません』ともう一度謝り、席についた。


それから打ち合わせが始まり、軽い自己紹介や撮影日、撮影場所などの説明を聞いた。
ちなみに内容はオトナの恋愛モノであたしが主人公の役で、八乙女楽が主人公の恋人役だそうだ。(←名前は今知った。




打ち合わせが終わると、共演者の八乙女楽に呼び止められた。


楽「お前って、テレビで見るより小さいんだな」


あ"あ"っ?っといけない。もう少しでコイツ(八乙女楽)の足を踏み潰す所だった。
あたしは少し落ち着いて、


『初対面の人に向かって失礼じゃありませんか』


楽「あぁ、すまん。ところで、ラビチャ交換しないか?」


なんだ、本日2回目のナンパかぁ…。(←1回目はADさん)とりあえず断ろ…。


『結構です。』


楽「ドラマの撮影とかで撮影場所が変更されたら連絡先知らないと大変なんじゃないか?」


『大丈夫です。マネージャーが知らせてくれるので、』


楽「芝居の事とか相談したいんだ、空いてる日あったらラビチャで聞きたいんだけど、』


しつこいけど、仕事熱心?なのかも知れない…。


『分かりました。良いですよ。』


楽「おう!ありがとな!」


何でこの人、こんなに嬉しそうなんだろ?もしかして友達いないのかな?(←違うわ
そう思いながら八乙女楽は嬉しそうに帰って行った。


まぁ、そんなこんなで八乙女楽とラビチャを交換したのだった。

第二話→←設定2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.5/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
57人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月14日 6時) (レス) id: 7427eb31dc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みぅず | 作成日時:2018年2月14日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。