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you side
生徒会に仮で入った翌日の放課後
私は生徒会室にて、手渡された書類を片付けていた
生徒会室には鬱とぐるさんと黒髪赤目の赤マフラーさんが居て
『あの、出来ました』
「早いな…確認するから待っといて」
説明の時に書類はぐるさんかこの人に見せて、と言われていた
近くに居たのはこの人だったため、この人に渡したが…
この人、隈が酷い
ちょっとした苦労を減らすためにぐるさんに渡した方が良かったか
なんて事を考えているうちに確認は終わったらしく
「うん、完璧やわ…今日やって貰う分は終わったから帰ってええで」
……早いな
この人絶対苦労人なのに…こんな仕事少ないもんか？
「えっAもう終わったんっ？」
「手伝ってもらうなよ、絶対」
「ちぇっ」
鬱が体を乗り出して私にそう聞いた時
まだ要件も話してないにも関わらずそう制止したのは赤マフラーさん
舌打ちしたということは図星だったのだろう
「じゃ、じゃあさ、一緒に帰らへん？ダッシュで終わらせるから待っといてえや！」
「今までサボりまくってたの忘れたん…？そんなすぐ終わるもんちゃうやろ、その量」
「トントンッ！お願いやって！」
「何がお願いや」
「今日やる分減らして…！」
「無理」
「辛辣！」
…結局私はどうすればいいんだ
残っててと言うなら残るし、帰れというなら帰るぞ？
「…頑張って少しでもはよするから、学校探検でもしといてくれへん？A、帰宅部やったから部活見学とかしててもいいし…」
もちろんここ居ってもええよ、と言った鬱
…正直、そんな漠然と言われた方が困る
出来れば帰るかここに居るかにして欲しいのだが
「…いいんじゃないか」
そんな思いも届かず、今まで一言も発さなかったぐるさんが鬱の提案に賛成した
「ついでに生徒会メンバーと挨拶しておけばいい」
そう言って生徒会メンバーが所属する部活をつらつらと並べられたのだが
……覚えてるわけ、ないんだよな
とまあ、そんなこんなで私は、学校探検という名の挨拶回りに行くことになるのだった。
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んやも(プロフ) - 猫大好きさん» すみませんレス押すの忘れてました… (2020年8月22日 18時) (
レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
んやも(プロフ) - ありがとうございますー！！お言葉に甘えてゆっくり…い、いや、更新頑張ります！ (2020年8月22日 18時) (レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
猫大好き - あ”ー主様すごく好き!!!!ゆっくり最新してください (2020年8月21日 22時) (レス) id: 932515d6d7 (このIDを非表示/違反報告)
んやも(プロフ) - りーいかさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです。頑張ります！ (2020年8月20日 23時) (レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
りーいか - すごい続きが楽しみです！これからも頑張ってください！ (2020年8月20日 22時) (レス) id: 3ec86cf350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：んやも | 作成日時：2020年5月20日 16時
