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you side
「……はっ？オスマン？」
「あ、大先生」
オスマンさんがそっと微笑んだ時、いきなりそんな素っ頓狂な声が聞こえてきた
声がした方である体育倉庫の扉を見ると、そこには汗だらけの肩で息をする鬱が居て
見開かれた鬱の目は、オスマンから床に蹲る男達に向いた
「……なあ、これ」
「それ？Aちゃんに手ぇだそうとしてたからこれで殴った」
そう言うオスマンさんの手には真っ赤なカラーコーンがあった
その時、男達の1人が苦しそうに、ゆっくり顔を上げた
「く、そ…………生徒、かい、ごときが……！」
「……生徒会ごとき？なあ、舐めすぎちゃう？」
「ひっ、……」
オスマンの冷徹な瞳に怯んだその男はプルプルと震えていて
…え、弱
そんな男を怪訝な目で見ながら、私は鬱の方へ歩いていく
「、A！なんか嫌なことされた？マンちゃん間に合ってた？」
『ふは、大丈夫だよ、鬱…その、オスマンさんが助けてくれた』
何笑ってんの！と怒る鬱に更に笑いが込み上げてくる
鬱が面白い訳ではないが…心配してくれたんだな、と嬉しくなったのかもしれない
次第に鬱も眉を下げて微笑みを浮かべていた
「……なあ、イチャイチャしてるとこ申し訳ないけど」
「はっ、うっわ！マンちゃんごめん忘れてた」
「酷いめうー！」
まあええけど、と言って視線を逸らすオスマンさん
あ、お礼、言えてないな…と思い出した私はお礼を告げて
いつでも頼ってくれてええんやで、と返してくれた事から良い人なんだなと思案した
「先生にこの事言ったから…こいつらは先生が回収してくれるわ」
「仕事早いな」
「せやろ？あ、あとAちゃんも呼ばれてたで…まあ被害者やから事情聴取だけで終わるやろ」
後で職員室行ってな、と伝えられて了解する
…何から何までやって貰えて、本当に感謝しかない
私はにっこりと笑うオスマンさんにお辞儀して、職員室に向かうのだった。
「大先生ー、俺用事あるから生徒会行かんって言っといて」
「えー、用事って何」
「秘密、めう〜」
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んやも(プロフ) - 猫大好きさん» すみませんレス押すの忘れてました… (2020年8月22日 18時) (
レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
んやも(プロフ) - ありがとうございますー！！お言葉に甘えてゆっくり…い、いや、更新頑張ります！ (2020年8月22日 18時) (レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
猫大好き - あ”ー主様すごく好き!!!!ゆっくり最新してください (2020年8月21日 22時) (レス) id: 932515d6d7 (このIDを非表示/違反報告)
んやも(プロフ) - りーいかさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです。頑張ります！ (2020年8月20日 23時) (レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
りーいか - すごい続きが楽しみです！これからも頑張ってください！ (2020年8月20日 22時) (レス) id: 3ec86cf350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：んやも | 作成日時：2020年5月20日 16時
