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you side
「そういえば、兄さんってもう帰ったん？」
『…おじさん？おじさんはまだ私ん家泊まってる』
「……暇人？」
『私が帰る時はいつも居ないから…違うんじゃない？仕事で来たって言ってたし』
あ、仕事なんや、と少し大袈裟に言う鬱
…言ってなかったか
私達は今、生徒会室にていつも通り書類仕事をしていた
「…兄さん？おじさん？……大先生って兄弟居ったっけ」
「あ、グルちゃんに言ってなかった？…Aには兄さんっていう名前の親戚が居ってん」
へーえ、ぐるさんは自分が聞いたくせに興味がなさそうに言う
ちなみに、生徒会室には鬱、ぐるさん、らんらんに茶髪糸目さんが居た
「今Aのおじさん居るん？会ってみたいめうー」
『んー…いいんじゃない？』
「…そういえば兄さんって何故かオスマンの事認知してたよな」
えっ？と驚く茶髪糸目さん達
『あー、そういえば言ってたね』
「何かあるんか聞いても何も答えてくれへんかったけど…なんか訳ありって感じしてたで」
「え〜……兄さんやろ？兄さん…聞いた事無いんやけど…」
めうー、と言いながら難しい顔をする茶髪糸目さん
…あ、そういえば茶髪糸目さんの名前って何…？
今更ながらそう思った私は名前が書かれてあるメモを取り出し、鬱に聞く
『…あの、茶髪糸目さんの名前ってどれ？』
「ぶふっ……あ、まだ覚えてなかったんや」
『笑うな』
「…もうちょい声量落とすとかせえへんの？？？」
丸聞こえめうー、と口を尖らせた茶髪糸目さんに苦笑いを零す
ごめんなさい、と軽く謝罪して
「オスマンめう！改めてよろしくな」
『…あ、ありがとうございます』
オスマンと書かれた隣に茶髪糸目さんと付け足す
…そしたら外見と名前が一致するはず
髪型とか変えられたらもうわからないが
「もー、今日はAちゃんと一緒帰るめう！！」
「真反対やん！？」
「え、俺はどうしたらいいの？」
「ひとらんも一緒に帰る！！！」
「めっちゃ遠回りになるじゃん！？」
…なんか大変な事になった気がするな……
と、私は、騒がしい生徒会メンバーに反し、呑気にそう考えるのだった。
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んやも(プロフ) - 猫大好きさん» すみませんレス押すの忘れてました… (2020年8月22日 18時) (
レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
んやも(プロフ) - ありがとうございますー！！お言葉に甘えてゆっくり…い、いや、更新頑張ります！ (2020年8月22日 18時) (レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
猫大好き - あ”ー主様すごく好き!!!!ゆっくり最新してください (2020年8月21日 22時) (レス) id: 932515d6d7 (このIDを非表示/違反報告)
んやも(プロフ) - りーいかさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです。頑張ります！ (2020年8月20日 23時) (レス) id: 814ae4dc69 (このIDを非表示/違反報告)
りーいか - すごい続きが楽しみです！これからも頑張ってください！ (2020年8月20日 22時) (レス) id: 3ec86cf350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：んやも | 作成日時：2020年5月20日 16時
