【wrwrd！】認められたいんやぁ！[zm] (ページ13)

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「よし！銃弾探すで！」

書記長室前について、コネシマが大きな声で言う。

「そんなでかい声出すなや」

思わず言ってしまうほど、声がでかかった。

「あ、すまん」

笑いながら言う。こいつおもってへんやろ。

ふと、床にトントンの血がないことに気づいた。

グルッペンが軍専用の掃除の人(←名前とか知らん)に頼んだんやろうな。となんとなく思った。

「ゾム！トントンが打たれたのどの辺なんや？」

シャオロンが俺の方を向いて聞いてくる。

そうやな…確か。

「この辺」

書記長室のドアを開けてトントンが打たれた位置に立つ。

ドアを開けたことで書記長室の中が見えた。派手に荒らされたままかと思ったが、こっちも何も無かったかのように綺麗になっていた。

掃除の人有能やな…。

「書記長室の中から打たれたんやろ？」

コネシマの問いに「うん」と返す。

「なら、玉がこう来るから…」

書記長室の中からコネシマが歩いてきて俺の足あたりに指を持ってきて、貫通した風に後ろに歩いていく。

「ここら辺や！」

先回りしていたシャオロンが壁と向き合う。

「絶対見つけたるからな…！」

俺がメラメラと闘争心を燃やしていると後ろから声をかけられた。