せいとかい。tn.side ページ10
番外編も更新しました！
ーーー
学校に着いて、グルッペンと同じ教室に入る。
mob「あ、グルッペン様だ！」ﾎﾞｿｯ
mob「トントン様もよ！」ﾎﾞｿｯ
あの〜全部聞こえてるんすけど。言った方がいいっすか？
gr「トン氏。どうした？」
tn「いや、なんでも」
全部声が筒抜けの女の子たちに言ってあげようか迷ってたらグルッペンに声をかけられる。
まあ別にええか。
gr「なあ、生徒会に立候補出来るのはいつなんだ？」
俺と隣の席に荷物をかけた瞬間、グルッペンが俺につめよってきた。
tn「ちょ、近い…言うから離れろ」
俺が彼の厚い胸板を押し返しながら言うと「分かったゾ！」と言って、大人しく自席に着いた。
tn「今日の朝礼やで？」
gr「そうか！案外早いんだな！」
tn「うん、せやな。うちの学校凄いよな。立候補したその日に選挙するんやから」
gr「確かにな」
まあ、結果がすぐ分かるのはええことやと思うな。面倒なこと減るし。
tn「てかグルさん、生徒会長狙ってんのにいつ立候補か把握してへんかったんか？」
gr「そうだゾ！」
いやいや、そんな胸張って言うことちゃうねん。
俺が呆れてため息をつくと、担任が入ってきた。
「全員席つけー！今日は生徒会決める日だからなー！」
先生もスケジュールぱんぱんなんやろな。
と他人事のように(まあ他人事なんだが)頬杖をついて担任の話を聞いた。
「よしじゃあさっそく。まず生徒会の…」
なんかようわからんけど、生徒会長とは程遠い役職から言っていく。
俺らはそこら辺には興味ありまへん。
しばらく傍観していたが、未だに誰も手を挙げていなかった。
先生も「ほんとに居ないのか？」と心配そうに何度も尋ねていた。
まさか、生徒会長候補が大量にいるとかはない…よな？
「はいじゃあ次書記！」
お、やっと来ましたか。
tn「はーい」
俺は頬杖をついた手とは逆の手を挙げた。
「ん。書記候補な…。あとお前。頬杖つくな」
普通に注意されちった。
tn「すんませーん」
適当に流すとどこかから「カッコイイ…」と聞こえてきた。
あの、だから聞こえてるって。
「じゃあ最後。せいとかいちょ…」
先生が言い終わる前に勢いよく手をあげたやつがいた。
俺の隣に。
gr「はいっ！俺がなるゾ！」
「あ、あぁ…お前か」
こら、先生も驚いてるやんけ。
「他には？」
シーン…
というわけで、一応このクラスでは俺ら2人のみ、生徒会立候補という訳やな。
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ゆずれもん - ｼｬｵﾁｬﾝ (2019年9月11日 4時) (
レス) id: cb597fc79d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 皆可愛い！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年9月7日 19時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
みか(プロフ) - 更新される度に毎度毎度読ませていただいてます！ありがとうございます！夢主が弟達に甘やかされるっていうのも見てみたいですね、応援してます〜 (2019年9月1日 22時) (レス) id: 051e811b55 (このIDを非表示/違反報告)
だる猫(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！小説内での設定ということでしたら申し訳ないのですが、日本の法律では血縁関係のない義理の兄弟姉妹での結婚できますよ！がんばれポメラニアン！！(( (2019年8月27日 0時) (レス) id: d17492cb24 (このIDを非表示/違反報告)
yotuba0902 - ﾄｼ@堕天使のサブさん» お姉ちゃん…？ (2019年8月22日 17時) (レス) id: 101a506f7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆雅空☆ | 作成日時：2019年8月18日 22時
