１４時間目 ページ16
「………あ…」
それはそれは上品で、大人の色気を感じさせる深い赤のスーツ。
先生なので一人だけスーツの色が違っていて目立つ。
―――ぶんぶん！――――
違う！あいつは担任だぞ！
いっつも呆けてるあのバカげたシャンクス先生だぞ!!(失礼)
「どうしたの？A」
首を激しく横に振った私を不審に思ったナミが首をかしげている。
「な、何でもない!!」
我にもなく見とれてしまった、なんて言えるはずがない。
「うおっ！何だお前ら!?いきなりフラッシュ浴びせんな！
びっくりするだろうが！」
早くも女子に集られている。
「…ふぅ、あんたもシャンクスもモテモテね」
「あんな奴と一緒になんかしないでよ！」
あんなおちゃらけた奴と……。
そう思いながら、ちらっと目線を赤い髪のいる方に向けると
……目が合ってしまった。
「…ッ!?」
「お!?A！お前スカート短ェな!!」
「まずそこ!!?」
結構な人数が突っ込んだ。
「……ナミ、こいつ屋上から突き落としていいかな？」
…こんな奴に見とれたなんて……一生の恥だ。
「あら、それは駄目よ！売り上げが下がっちゃうじゃない。
…軽く蹴り飛ばすくらいならいいわ」
「うん、わかった！ありがと！」
ニコッと笑って言う。
「シャンクスー!!…先生……歯をくいしばれぇぇぇ!!!」
一応先生はつけといたよ。
「や、やめろ！落ち着けA!!お…ぶはッ!!」
激しくぶっ飛んだ先生。
周りの人はシャンクスを若干哀れんだ目で見つめている。
「ふぅ、スッキリした。ナミ、そろそろ開店じゃない？」
「……私は軽くって言ったはずだけど…まぁいいわ。
そうね、そろそろ始める時間だったわ。皆！準備はいい？」
この際先生はシカトです。
「待って！サンジ君が廊下で鼻血吹いて倒れてる!!」
「あっちゃ〜…」
「忘れてたよ……」
そう言えばそうだった。
案の定保健委員が即手当をしたので、サンジ君は復活した。
「…サンジ君、大丈夫？」
結構な出血量だったと思って軽く心配する。
「ＶｖAちゃんに心配してもらえるなんて!!俺は幸せだ〜!!ｖＶ」
「ナミ！早く始めよー!!」
すでにスルー。
「いいわ！開店よ!!」
ナミがそう言うと、皆が動き出した。
もう客はかなり来ているらしい。
これは忙しくなりそう……。
「ご指名は誰に致しますか？///」
クラスの子が頬を染めていた。
誰だろ。此処からじゃよく見えない。
「Aだ！」
「俺もAで頼むよい」
…うわ、なんか来た。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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ユキ(プロフ) - どの作品もおもしろいっ!更新頑張ってくださいね！('∇') (2014年11月18日 17時) (携帯から) (
レス) id: 06bfda2020 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - がんば！！ (2014年8月7日 18時) (レス) id: 85d49b05e3 (このIDを非表示/違反報告)
水水 - この小説サイコー☆こんな小説書けるなんて天才〜〜！！更新待ってまーす（≧∇≦） (2014年3月30日 23時) (レス) id: 437e084f69 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカキン(プロフ) - 見ました感謝ですワンピース系の小説もっと見たいのでこれからも頑張ってください (2013年7月14日 15時) (レス) id: 56ea1c39e7 (このIDを非表示/違反報告)
美颯(プロフ) - エースやば笑 うひゃぁあってなりますｗ 更新まってまーす (2013年4月16日 19時) (レス) id: f0b73cbba9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nan@* | 作成日時：2012年5月22日 20時
