１１時間目 ページ13
「これから文化祭の出し物を決めんぞー」
初日の酒騒動から数日たった。
…あれからも普通に授業が行われている。
「はーい！私ものすごくいい提案があります!!」
ナミが率先して手を挙げた。
へぇ、珍しいこともあるんだな〜。
「このクラスはイケメンと美女が沢山いるので
ホスト＆メイドクラブというのはどうでしょうか？」
「「「「「…は！？」」」」」
クラス全員が一気にナミに視線をやる。
「もちろんいいですよね〜？」
……目が＄だ…。
「お！それ面白いな。じゃあそれに決定!!」
先生が心底面白そうに言った。
「ちょっとナミ!!先生!!ここ高校ですよ!!?」
いくらなんでもクラブなんて…と続けるとナミが言った。
「売り上げが文化祭の出し物の中で１位だったら
皆を３泊４日で温泉付きの旅館に連れていってあげたかったんだけど……」
「「「「「やります!!!」」」」」
…こうしてクラスは一致団結した。
そのときにナミが妖しい笑みを浮かべたのは、
たぶん私しか知らないと思う。
そんな金あるの？っていうのは愚問。
ナミには皆が公認する金持ちな彼氏がいるのだ。
……良い金づるだって言ってたけど。
「お〜、お前ら頑張れよー。温泉楽しみにしてるからな〜」
シャンクス先生は超他人事のように言う。
…てか何もしないのに温泉行こうとしてるとか……。
「(ねぇナミ……)」
「(何よ)」
小声で言う。
「(先生も入れない？)」
「(あ、それナイスアイディア！…売り上げがもっと上がるわ〜)」
目をキラキラさせるナミ。
よし！決まりだ。
「先生！」
「おう、なんだA」
「先生ももちろんやりますよね？」
その瞬間、女子の歓声が上がる。
そして、シャンクス先生がフリーズした。
「…先生？先生〜？お〜い？」
「……Σはっ！」
フリーズ解除。
「…な、いや…俺はその…担任だし、な？」
「女子の期待を裏切るんですね……」
ハンカチを用意して泣こうとする。
…ちなみに女子も全員ハンカチをスタンバイ済みだ。
「…グッ、……」
「ダメ、ですか？」
もう涙ぐんでいる女子もいる。
「…あ〜！もうわァったよ!!やりゃあいいんだろ!!?やりゃあ!!!」
「「(ふふふふふ……)」」
ナミと私は顔を見合わせてほくそ笑んだ。
…にしても、入学式終わってすぐ文化祭とか……
本当に先生達適当((ごほッ、げほッ！あ〜…変わってる学校だな。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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ユキ(プロフ) - どの作品もおもしろいっ!更新頑張ってくださいね！('∇') (2014年11月18日 17時) (携帯から) (
レス) id: 06bfda2020 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - がんば！！ (2014年8月7日 18時) (レス) id: 85d49b05e3 (このIDを非表示/違反報告)
水水 - この小説サイコー☆こんな小説書けるなんて天才〜〜！！更新待ってまーす（≧∇≦） (2014年3月30日 23時) (レス) id: 437e084f69 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカキン(プロフ) - 見ました感謝ですワンピース系の小説もっと見たいのでこれからも頑張ってください (2013年7月14日 15時) (レス) id: 56ea1c39e7 (このIDを非表示/違反報告)
美颯(プロフ) - エースやば笑 うひゃぁあってなりますｗ 更新まってまーす (2013年4月16日 19時) (レス) id: f0b73cbba9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nan@* | 作成日時：2012年5月22日 20時
