〔ars〕 VIPハイスクール (ページ9)

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Ep. 9 会議ページ9

「そういえば、いま会議中なのでは？」

潤「そーなんですよ。ってもあまり大した事じゃないんだけどね」

智「5月にある球技祭について、何の球技をやるか決めるの～」

球技祭ってこの学園でもやるんだ？

翔「今、候補に挙がってるのが、男子がサッカー、バスケ、ハンドボール、女子がバスケ、バレーボール、ドッヂなんだけど」

和「相葉さんは、どう思いますかね？」

雅「OKOK！それで決まりっ♪」

和「ああ…こんなテキトー野郎に聞いた俺が、どうかしてましたよ」

雅「テキトーじゃねー！」

行事を簡単に決めちゃって…

これ、会議っていうの？？

智「ごめんねぇ～。オイラたち、いつもこんな感じで決めてるの～」

潤「まぁこんな俺らでも、学園のみんながついて来てくれるから、助かってるんだ」

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その後あたしは、彼らとお茶をした。

「今日は色々、ありがとうございました」

雅「楽しんでくれた？」

「ええ。お茶とお菓子、とっても美味しかったです」

雅「よかった～」

和「もー相葉さん、変態にならないでくださいよ？」

雅「だからそんな事してないって！」

潤「この2人はほっといて…。またよかったら、遊びにおいでよ」

「はい。是非そうさせていただきます」

翔「あっあの～エレベーターまで、俺が送ろっか？//」

和「おっ翔さん、へたれのクセにせめますな」

「いいえ、結構です。十分楽しませていただいたので」

和「はい、フラれたー！！」

翔「…(泣)」

智「翔くん、泣かないで～」

「なんか…ゴメンなさい！！」

潤「気にしないで。じゃあまた」

「はい。では失礼します」

《ガタン》

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はーー。ドキドキした～。

だって…男のコ(しかもイケメン)たちに囲まれたんだよ？

ドキドキしない方がおかしいでしょ。

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あたしはそのとき、まだ気づいてはいなかった。

彼らとの出会いが、これからあたしの運命を変えるということを…。