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Ep.14 ハーフタイム ページ14
in 第1体育館
チームの中で、一番背の高い宮原さんがジャンプボールをする。
《パンッ！！》
ボールはこちらに向かってきた。
両手で、しっかりキャッチする。
そのまま猛ダッシュをしながら、相手側のバスケットまでドリブルをする。
ランニングシュートだっ！
《ガンッッ！！》
体育館中に響く、大きな音。
勢いよく、ボールがバスケットの中をすり抜けた。
よっし！！
み「ナイスシュート！」
宮原「Aさん、やるじゃない！」
へへっ☆
あたし、足は速いんだよね。
でもまだまだ！
勝負は始まったばかり。
・
・
・
・
・
ひとまず、10分間の前半戦が終わった。
今のところ2対0で優勢だ。
でも、油断は禁物。
公式ルールでは選手交代が可能だけど、この球技祭は人数の都合でできない。
一人一人が責任を持たないと！
み「A、水買いにいかない？」
「うんっ行こ行こ！」
いったん、休憩、休憩。
近くの自販機で水を買いに、体育館を出ようとした。
…そのとき！
「？！」
一瞬、あたしは自分の目を疑った。
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作者名：ちぇりー☆ | 作成日時：2011年9月13日 0時
