屍鬼 ページ8
お久しぶりです。今回紹介する本は、小野不由美さんが書かれた「屍鬼」です。
私が今まで読んだ本の中で、最も好きな本であり、考え方、価値観に大きく影響を受けた作品です。
本当に心の底から、読んで欲しい本です。
とにかく、取り扱っているテーマが深く、読了後はしばらく呆然としてしまいました。
前半の、じわじわと迫ってくるような恐怖もさることながら、中盤以降の畳み掛けるかのような展開が、本当に素晴らしいです。
読む前と読んだあとでは、二次元と三次元というぐらい、世界が違って見えると思います。
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「村は死によって包囲されている」一人、また一人と相次ぐ葬送。殺人か、疫病か、それとも……。(新潮社文庫紹介より)
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小学生が多くいると言われているこのサイトで、本書を紹介するかどうか、とても悩みました。
なにせとにかく長いんです、この本!
ハードカバー版と文庫版が出ているのですが、文庫版は5巻にも及びます。そしてハードカバーは上
下巻の2冊ですが、はっきりいって「鈍器」レベルです。
大事なことなのでもう一度いいますが「鈍器」です。
ですが、先が気になってしまい、一気に読んでしまうと思います。人によっては、ハードカバー上巻、文庫第一巻、第二巻あたりは、登場人物が多すぎる、と感じてしまうかもしれませんが、その二冊を読めばあとは一気です。どうか最初だけ耐えてください。
そして最も重要なことを言います。文庫版の、裏表紙に書かれた解説は、読まないでください!!
文庫版の、裏表紙に書かれた解説は、読まないでください!!
文庫版の、裏表紙に書かれた解説は、読まないでください!!
文庫版の、裏表紙に書かれた解説は、読まないでください!!
ものすごく大事なことなので四回言いました。盛大にネタバレしています、それを読んでしまったら面白さが半減してしまうと思います。だからぜひブックカバーをつけて読んでください!
そしてハードカバー版が出ていることからもわかるかと思いますが、文庫版の第一巻から第五巻までは繋がった一つの長編です。ですから、文庫版で読む時は、必ず五冊そろえて読んで下さい。
でないと私みたいに、深夜に続きを買いにコンビニに走ることになりますよ!
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だいぶ長い紹介文でしたが、これが苦もなく読めたあなたなら、「屍鬼」を読むのも大変ではないと思います。
どうかこの素晴らしい「屍鬼」という本を、手にとってみてください。
雪華
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作者名:本を読もうよ!製作委員会 x他3人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2018年8月25日 17時