口が悪いのは生まれつきです【キメツ学園】【宇髄天元】 (ページ3)

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コンクール！？ページ3

～放課後～

『先生！！これで何度目ですか！！』

「芸術は爆発だ！！」

『本当に爆発させないでよ！！』

このくだりは何度やっただろうか……

『そんなんだから部員が増えないんですよ！！』

「ｳｯ」

部員が増えないのは図星らしい。

はぁーため息しか出ない。

『私は絵が描きたいんです、お願いですから』

私は疲れきった顔で答えた。

「お前、そんなに絵が好きなのか？」

『好きじゃなかったら美術部に入りませんよ』

先生が急に真剣な顔で聞いてくるものだから一瞬ﾋﾞｸｯとした。

すると急に明るい顔になって

「お前は俺の推薦だ！！」

と言い出した。

『……は？』

『何言ってんですか？？』

「お前の絵を俺の推薦でコンクールに出す！」

いやいや、唐突過ぎて頭が追い付かない。

コンクール……

絵の……

『はぁぁぁぁぁ！？私が？？』

「お前しかいねぇだろ」

「絵は来週までに出せばいいからそれまでに派手に特訓してやる！！」

『はぁ？』

この話しだと私に拒否権はないようだ

『まぁ良い経験になるし……いいか』

「派手に決まりだ！！」

すると立ち上がって応募してくる！！と宇髄先生は職員室へ向かった。

『あぁ～疲れたぁ～しのぶのところに……』

私は力つきてその場で寝てしまった。

その後戻って来た宇髄先生に起こされて家に帰った。