▽23 ページ23
.
望に言ったら絶対に反対されると思ってた。
心配してくれている望を突き放すようで
なんとなく言いづらかったけど
どうしても、濱田さんへの好きには適わなかった。
望｢え、今なんて言うた？｣
A｢いやだから、また濱田さんと｣
望｢お前はアホなんか？
え、朝から自分の首締めるん？｣
A｢そんな事言われたって｣
好きな人の隣を歩けることに喜びを抱かない人なんて、そうそういないじゃないか。
手放さなきゃいけない空間だって
手放さなきゃいけない幸せだって分かってた。
だけど、濱田さんからあんなふうに言われたら
恋愛対象じゃなくてもいいから、って思ってしまう。
濱田さんがあの人の隣を歩いている時
ものすごく楽しそうなのと一緒で
私だって濱田さんの隣を歩ける時は
ただ純粋に嬉しくて、楽しい時間なのだ。
望｢なんやねん｣
A｢なんで怒ってんの｣
望｢濱田さんがムカつくから｣
A｢なんやそれ、濱田さんのこと何も知らんくせに｣
望｢やからムカつくねん｣
A｢…アホ｣
壁一枚壊して、ちゃんと濱田さんの隣に立てたら
壁一枚壊して、濱田さんの好きな人に勝てたら
私の考えなんて、子供っぽい以外の何物でもない。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 355人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あおり(プロフ) - MIZUKIさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2017年4月10日 20時) (
レス) id: 92cfdbb7cf (このIDを非表示/違反報告)
MIZUKI(プロフ) - 更新頑張ってください！ (2017年4月9日 21時) (レス) id: d0ecdde226 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あおり | 作成日時：2017年4月5日 18時
