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#22 血液君ってなんやねん。 ページ25

〈10日目〉
『ただいまー……』
ゴ「お邪魔しまーす!」
母「おかえりー、ってあらあら。こんにちはゴーゴリ君!」
『じゃあ、部屋行ってくるから。』
よっしゃ逃げよ。





___A自室にて
逃げられた…………
ふぅ〜…………
ゴ「わぁ!」
『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』
!?!?!?!?!?!?!?!?!?
『な、なっなな、な、なんで!?』
ゴ「寂しくて。」
『とんでもない発言した自覚、あります?』
ゴ「ないよ。」
ないのかい。

じゃなくて、
『なんでいるんですか!』
ゴ「今さっき言ったじゃん!」
『もうちょっと、ましな言い訳考えてください。』
ゴ「気まずかったから。」
なるほど。
ゴ「密室で二人きりだね〜!」
爆 弾 発 言。

『襲われると思ったらぶん殴りますので。』
ゴ「襲うわけないじゃん!」
よかった…………
ゴ「気が変わらない限りは、ね。」
おかーさーん、おそわれるよー、たすけてー。
『…………………………勉強していいですか?』
ゴ「いいけど。というかここ、Aちゃんの家じゃん。」
『…………そうですね。』

私はノートと教科書、筆記用具を取り出したところで、ゴーゴリさんにある質問をした。
『そういえば、なんで私の家に来たんですか?』
ゴ「……………………………………………………Aちゃんと一緒にいたいなぁ〜、と思って。」
『はぁ、なるほど。…………うん?』
なんかやばいこと言ってない?
き、気のせいか。

『で、結局あの血液君は誰のものだったんですか?』
ゴ「…………………………猫。」
『え?』
ゴ「猫が、死んじゃってたんだよね。」
『なるほど。』
あやめられていた、とゴーゴリさんは言った。
ゴ「手当てしようにも、もう手遅れだったんだよね。」
『…………なんか、すみません。』
ゴ「いや、別に。大丈夫だよ!」
そんなことより、勉強しなよ。と言われたから、
そうですね。と言ってその会話は終わったけど。



















(…………………………ゴーゴリさん悲しそうな顔してたな。)
と私は思ったのだった。

#23 雑談は続くんだお。  お知らせもあるんだお。→←#21 ナンセンスなお話。(一話分のくせしてめちゃくそ短い)



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パプネコ(プロフ) - Kanaさん» 私も書いてた時にやにやしてました!翌日読んでから黒歴史だ…………って絶望してますwコメントありがとうございます! (2022年10月2日 19時) (レス) id: 7c57a7f47d (このIDを非表示/違反報告)
Kana - これはにやけますよぉ...!!これは...!! (2022年9月30日 23時) (レス) @page45 id: 32fdd4fd24 (このIDを非表示/違反報告)
パプネコ(プロフ) - ann✩さん» ありがとうございます!嬉しいです!(*'▽') (2022年9月17日 15時) (レス) id: 7c57a7f47d (このIDを非表示/違反報告)
ann✩ - 好きです。←唐突な告白 (2022年9月17日 11時) (レス) @page43 id: 6a7e843e24 (このIDを非表示/違反報告)
パプネコ(プロフ) - こめ姫さん» ありがとうございます!頑張って書きたいと思っています! (2022年9月11日 19時) (レス) id: 7c57a7f47d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パプネコ | 作成日時:2022年4月2日 19時

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