【学スト】【ゴーゴリ】【文スト】道化師生徒との日常

＃28　なんでネタ方向になるんだよ！？ ページ32

〈15日目〉
月曜日はとてつもなく憂鬱になる。
『はぁ…………学校かぁ〜。』
昨日はゴーゴリさんは私の自室に侵入してこなかった。
昨日はゆっくり休むことができた。

私は準備をし、靴を履き
『行ってきます。』
と声をかけ、通学路を歩き始めた。


見えない違和感を感じながら。


＿＿＿教室にて
『おはようございます…。』
生徒A「あっ、A！ってゴーゴリいないのかよ〜…………！」
またゴーゴリさんが休んだのか…………。
……………待てよ。
なんか休みの日に言ってたような？

(ゴ「組織ぶっ潰しに行くのに、」)

組織……………ぶっ潰す！？
休んだことと、絶対関係あるやつじゃん！
結局、その日の授業の話は、頭に入ってこなかったけどね。




＿＿＿放課後
『どこ行ったんだろう…………？』
気になりすぎて授業中の話が入ってこなかった……………
私はゴーゴリさんとシグマさんを探した。

(見つかるはずないだろうけどな。)
そう考えながら、帰り道の路地裏を探す。
と、そこに

ｶﾗﾝ
ゴ「あ……………」
『あ……………』

いた〜
血みどろナイフがふつーに落ちてた。
ゴ「あーあ…………見られ、ちゃったね。」
困ったようにゴーゴリさんは笑っていた。

『っ……………殺しますか？』
ゴ「……………誰を？」
『私を。』
口封じに、殺されてもおかしくないだろうな。



















ゴ「しないよ。」
『えぇっ！？』
ゴ「なんでそんなに驚くの！普通、殺さなくない！？」
『いや口封じとか…………』
ゴ「しないしない！絶対にしない！
たとえAちゃんが学校のみんなにバラしても警察に通報しても殺しはしないよ愛する人だもん！」
『そのさらっと告白する癖直したほうがいいですよ！』
ゴ「気づいてたんだね！」
ああ、話がそれた…………。




＿＿＿数分後
シ「で、なんでAが私の後ろに隠れてるんだ？」
『ちょっと怖いので。』
ゴ「誤解説きたいから、Aちゃんの家にいこ！」
もう、この世界戦やだ…………。


次回
嘘だらけのお話と真実のお話

…………そんな真剣そうな話しかけるわけがない。

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