39話 ページ42
あと約6日半……どうやって過ごそう
受験者達はどうやって過ごしているんだろう。そう思いながら島の真ん中辺にある滝を高い木から眺めていた。
その滝がビックリするほど綺麗でもっと近くで見たいと思い近づいた。
とりあえず、カメラを構えようと考えた。
カメラ回すなら、着替えた方はいいと思い髪の毛やコンタクトなどセットした。
貴方「よしっ!」
小さくそういい、動き始めた。
貴方「みなさん!おはくるり!くるくる星人くるりんです!実は今、無人島に来てるんです!!早速、探検していきたいと思います!それではやっていこう!」
そういい、1度カメラを止めた。
木から周りを確認し、どこにも敵がいないということが判明してからの行動は単純だ。
カメラを持ったまま動き回るだけ!
いつも通りの笑顔でカメラを回した。
回っていると、滝を見つけた。その滝はびっくりするほど綺麗だった。
思わず感歎してしまった。少し笑えてしまいもした。
滝の裏が少し光った気がし、あたしは滝の後ろを覗いた。
するとそこは小さな秘境だった。
ゴクリっと唾を飲み込みその秘境に入った。
実況をしながらここを撮影した。
大自然が生み出した植物のアート、水から漏れる太陽の光でキラキラ光る植物たち、天井は、薄い幕のようなものになっていて、そこからも太陽の光が漏れている、この洞窟、出なくってもいいかな?
さっき大量の木の実を拾ったりしたから、食料にも困らない。
水は滝からの水を汲めばいい。
安全性は高い。
周りに受験者もいないから最高だ。
あたしはここで第4時試験までいることに決めた。
A〜!こっちに面白いものがあるよ!
後ろからそう聞こえた。
振り返ると誰もいない。
少し目線を落とすとそこには昔見た小人のおじさんそっくりな小人さんがいた。
貴方「え?なんで?!」
小人「?!あの時のクルタの少女か!」
貴方「あの時って、おじさんあたしを知っているの?」
小人「知ってるも何も、私はクルタと外の世界の架け橋の役をやっていたからな。事件のことは、私の把握不足だった。申し訳ない。」
小人のおじさんはそういい頭を下げた。すると頭が重かったらしく、ゴロンっと転んだ。
…め、めちゃくちゃかわいい。
貴方「あたしだけ生き残っちゃって罪悪感はあるけど、それでもあたし生きているから大丈夫だよ!」
小人「何を言っている。君は1度死んでいる。」
……ん?
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アヤミ(プロフ) - ルイさん» 自分からバラしてしまいましたね笑 (2019年3月12日 8時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - アヤミさん» あ、しまった 体重がばれてしもうたわw (2019年3月10日 23時) (レス) id: 62572e27eb (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - きよらさん» 更新させて頂きました!楽しみにして下さりありがとうございます。しかしながら私はゆっくり更新であると言うことは冒頭でも言わせて頂いておりますので、次の更新はまたお待ちください! (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - ルイさん» そんなドンピシャは凄いですね!笑 さすがに笑ってしまいますね笑 (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
きよら - 更新すげー楽しみにしています (2019年3月8日 20時) (レス) id: 6e365f857a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アヤミ | 作者ホームページ:
作成日時:2018年12月31日 8時