38話 ページ41
1番最後のあたしは、みんなを見送り最後のスタートを切った。
貴方「目標、今日か明日中に3点集めること」
そう呟いた。
……誰かにつけられてる
審査員らしき人の影が一瞬映った。いや、でもそれだけじゃない。
審査員ならあたしに害を与えるわけじゃないから全然なんともない。
だけど気配が違った。
それ以外の人だ。
きっと、受験者。
でも全く警戒はしない。相手にわずかな警戒でも伝わると、あたしが気がついたことに気づかれる訳にもいかない。
そしてわざと転ぶ。
転ぶことで草陰に隠れる。
そこであたしはエアガンを準備した。
実は太もものところに小型エアガンを仕込んでいたのだ。
ふわっと風が吹いた瞬間追ってきた受験者の髪にエアガンを向け、うった。
「？！」
貴方「今ね、わざと外したの。この意味わかるよね？」
「いつから気づいていた！」
貴方「ん〜とね、貴方があたしをつけてきた辺りかな」
そういうともう1人いや、2人の気配が増えた。
仲間……かな？
貴方「あのねぇ、あたし強くはないけど、そんなに弱くもないよ。貴方達に負けるつもりは全くないんだよね。」
「「？！」」
驚きを隠せない受験者達だった。
警戒はこっちに伝わってくるに決まってるに決まっているでしょ。ビックリされても、まぁ仕方ないか。ああまりそういうの気にしなさそうなド素人っぽいし。
貴方「でも、あなた達もここまで頑張ってきたもんね…じゃあ、鬼ごっこしよっか。あたしにタッチされたら、絶対プレートを渡すこと！制限時間内にあたしにタッチされなかったら、あたしのプレートと10万ジェニーをあなた達に渡す。どう？」
「ああ、それでいい」
そういった男は「勝った」という顔をしている。でもよく考えて欲しい。
一次試験でゴンやキルアとトップで走っていたのだ。それをきっとこの人は忘れている。
貴方「制限時間は2時間！スタート！」
そういうと受験者達は逃げた。が
貴方「タッチ」
貴方「タッチ」
貴方「はい、タッチ」
一瞬にして、全員をタッチ、つまりプレート3枚分頂いた。
貴方「まだ試験は始まったばっかりなんだからさ、頑張って他の人から奪ったら〜
まったね〜」
あたしはそう言い捨てその場から去った。
受験者達はその場でしゃがみ込んだ。
あたしはその後、1番初めからつけてきた受験者が「くそっ」っと言い地面に一撃をしたことを知らない。
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アヤミ(プロフ) - ルイさん» 自分からバラしてしまいましたね笑 (2019年3月12日 8時) (
レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - アヤミさん» あ、しまった 体重がばれてしもうたわw (2019年3月10日 23時) (レス) id: 62572e27eb (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - きよらさん» 更新させて頂きました！楽しみにして下さりありがとうございます。しかしながら私はゆっくり更新であると言うことは冒頭でも言わせて頂いておりますので、次の更新はまたお待ちください！ (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - ルイさん» そんなドンピシャは凄いですね！笑 さすがに笑ってしまいますね笑 (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
きよら - 更新すげー楽しみにしています (2019年3月8日 20時) (レス) id: 6e365f857a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤミ | 作者ホームページ：
作成日時：2018年12月31日 8時
