10話 ページ13
シャワーを終え、だれもいない部屋を見つけるとそこでまずはねた。
四時間ほど眠ったところで、ちょうど目が覚めた。
まだ、深夜の0時台だ。
でも、何を思ったのか、私は起き上がった。
普通、二度寝をするのだろう。
自分のスマホの充電を見ると100パーセントだった。コードを抜き、荷物をまとめ、部屋を出た。
まだ外の景色は真っ暗だった。
あたしは生放送の準備のために三脚をたて、そこにスマホとマイク、生放送の準備をしていた。予行の挨拶を少ししてみた。
貴方「みなさんおはくるりー！宇宙からやってきたくるくる星人のくるりだよ！今日は、」
あたしは窓に写った後ろのとある人物と窓越しに目が合った。
振り返ると、クラピカさんがいた。
あたしはそっとカメラをとり上げ、立ち去ろうとしたが、待てっと言われながら右手を引っ張られた。
クラピカ「なぜ何も聞かない？」
クラピカさんの発言はすごく衝撃的だった。
なんでそんなことを言ってきたのかわからないから、心当たりすらなかったのだ。
貴方「逆に、何かありましたっけ？」
そういうとクラピカさんは目を見開き驚いた。
そして少し考え、口を開いた。
クラピカ「私のことを覚えてないのか？」
今度はあたしが驚いた。あったことがある。面接があったらしい。全く覚えてない。
貴方「すみません。どっかであったことありましたっけ？」
クラピカ「……そうか。では質問を変える。」
そういい、クラピカさんは手を離した。
クラピカ「クルタ族の襲われた日のことを覚えているか？」
あ、この服でクルタ族だってわかったのか。ということはクラピカさんの民族衣装はクルタのものか。
貴方「……あたし、パニックになってたから半分ぐらいしか覚えてないです。」
クラピカ「では、パイロのことは？」
貴方「？！なんでパイロのことを知ってるの？」
クラピカ「私が質問してる」
貴方「……覚えてるけど、あたし小さかったからそんなに覚えてないです。」
クラピカ「自分の家族構成を教えろ」
貴方「父、母、あたし。それ以上も以下もない。」
クラピカ「……ハンター試験を受けた目的は？」
貴方「…言わない。」
クラピカ「どうして……？！」
だって、
貴方「あたしと今日初めてあったのになんであなたの質問にそんなに答えないといけないの？！赤の他人じゃん！」
他人から聞いたらご最もな回答だ。
だが、クラピカにとってそれは1番衝撃的な発言だった。
何故衝撃的だったのかはまた後ほど……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 60人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アヤミ(プロフ) - ルイさん» 自分からバラしてしまいましたね笑 (2019年3月12日 8時) (
レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - アヤミさん» あ、しまった 体重がばれてしもうたわw (2019年3月10日 23時) (レス) id: 62572e27eb (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - きよらさん» 更新させて頂きました！楽しみにして下さりありがとうございます。しかしながら私はゆっくり更新であると言うことは冒頭でも言わせて頂いておりますので、次の更新はまたお待ちください！ (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - ルイさん» そんなドンピシャは凄いですね！笑 さすがに笑ってしまいますね笑 (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0fd1dfdd83 (このIDを非表示/違反報告)
きよら - 更新すげー楽しみにしています (2019年3月8日 20時) (レス) id: 6e365f857a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アヤミ | 作者ホームページ：
作成日時：2018年12月31日 8時
