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「なんか悪ぃな。マイキーが」
「いえ！こちらこそありがとうございます。ミユちゃん、ここ行きたいって言ってくれてたけど席なかったから……相席出来て良かったです」
「マイキーがいいって言ったからな」
お冷を運んでくれた三ツ谷先輩。「はいどーぞ」といつも通りの笑顔を私に向けた。
「ありがとうございます」
「悪ぃな、相席になっちって」
私は、全然大丈夫だ。問題は妹。
「妹ちゃんと一緒って、仲良いんだね」
佐野くんがそういった。それに答えたのはミユだった。
「お姉ちゃんだなんて1度も思った事ない。嫌いだし。」
ピリッと空気が凍った。
「はは、冗談だから気にしないでね！」
笑いながら2人に言うとミユは追い打ちを被せた。
「ミユ、何も間違ってないよ。Aちゃんのこと姉妹とか思えない。」
「……お前、家族じゃねえのかよ」
空気がさっきの倍重たくなった。
佐野くんの一言が余計その場を重くした。
ミユはバンっとテーブルを叩いて立ち上がった。
「家族じゃないもん！！」
「もうわかったから！お願いだからお母さんが帰ってくるまでは大人しくしてて！」
「！！」
あまりにも大声で騒ぐミユに思わず怒鳴ってしまった。
ギュッと唇を噛んでミユは下を向いて座った。
「……今言うことじゃないでしょ。そういうのって。
ほら、メニュー表みて好きなの頼んでいいから。ね？」
ぼそっとオレンジジュースといい、ミユは立ち上がって歩き出した。
「ミユちゃん？」
「顔洗ってくる」
ふたつごたえみたいに言葉を投げてミユは教室を出た。
「妹がすみません……」
「んーん！俺余計なこと言ったかな？」
佐野くんは少し考えながらお冷を飲み干した。私は首を振って否定したけどどこまで彼が受け入れてるかはわからなかった
「大丈夫？」と三ツ谷先輩が駆け寄った。深く謝罪をすれば「全然気にしないで」と先輩。
大きい声を人前で出すのは久々だった。
いつもは人前ではあんなこと言わない子だ。
だからだろうか。すごく悲しかった。
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アヤミ(プロフ) - 天狐さん» 指摘コメント恐れ入ります。修正と共にお詫び申し上げます。今後このようなことがないよう精神ともに気をつけます。 (2021年10月3日 6時) (
レス) @page5 id: e4f23350bf (このIDを非表示/違反報告)
天狐(プロフ) - ページ5の三ツ矢のバイク、バブじゃなくてインパルスです… (2021年10月2日 23時) (レス) @page5 id: dd864c9e93 (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - 。さん» コメントありがとうございます！気になるように制作出来て良かったです！ (2021年9月11日 21時) (レス) id: e4f23350bf (このIDを非表示/違反報告)
。 - ア''ア''ア''ア''ア''！！！！続き気になる！！！どうしてくれんだよ(？) (2021年9月11日 8時) (レス) id: 9fc44877f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤミ | 作者ホームページ：
作成日時：2021年9月2日 11時
