いびつ ページ43
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アカネと2人で空き教室で文化祭で買った食べ物とコンビニで朝買ったお菓子を並べた。
「はぁ？！そこまでしてて付き合ってないの？！」
「……はい」
「なんで？！馬鹿なの？！付き合えよ！」
「そーいう問題じゃないじゃん……付き合うってそう簡単にいかないよ……」
ポテトチップスを口に運びながらそういうと、アカネはため息をつきながらスティック状のチョコ菓子を口に運んだ。
「それで、帰り遊んだの？」
「……」
「A！！！」
「……遊んだ」
でかした！と手を叩きながら大爆笑するアカネ。誰もいない教室だから余計だろう。めちゃくちゃ響く。
私も人のこと言えないけど、女の子は盛り上がると声が響く。しかも高い声だから余計だ。
「空き教室使ってるのバレるよアカネ……」
「やべっ」
シーっと自分がしでかしたにも関わらず、アカネは私に笑顔で口に人差し指を向けた。お前だぞっと内心思ったけど、我慢。
「で、どうだった？ケーキ！」
「美味しかったよ、でも……」
口を瞑ってしまった。直感で言えないと思った。
「でも！なにかな？！」
ワクワクとした表情でアカネこっちを向いた。グッと近ずいて、もう目と鼻が先だ。思い出しただけでも恥ずかしくて声が小さくなる。「聞こえないよ！もっとちゃんと喋って！」と大声で言われて、恥ずかしくて顔が赤くなる
「っだから！ケーキくれた！」
「……はァ？そんだけかよ」
「そんだけって、そんだけだよ！いいじゃん！！」
ハイハイとアカネ。
私なんて恥ずかしくて顔あげれないのにアカネはなんでいつもそんなに平然なの？どうしよもなく体が熱い。パタパタと持ってた下敷きで仰ぐと、アカネが口を開けた
「……もしかして、三ツ谷パイセン。自分のフォークでAにケーキあげたの？」
口に運ぼうとしてたキャラ物のチョコ菓子を落とし、拾ってもう一度口に運ぶと「汚ぇ」といいティッシュの上に無理矢理置かれた。
「あーあ、そういう事ね。ふーーーーん」
いいじゃん〜！と楽しそうに彼女はそういい私を見た。やめて欲しい。全然よかねぇ。恥ずかしさで死にそうだ。
「で、ケーキ美味しかった？」
「……はい」
何食べたとか、そういう話もしたけど主にはどこが良かったかっていう話だった。あまりにもかっこよすぎてどこなんて決めれない私に「好きすぎ」ってツッコミを入れた。
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アヤミ(プロフ) - 天狐さん» 指摘コメント恐れ入ります。修正と共にお詫び申し上げます。今後このようなことがないよう精神ともに気をつけます。 (2021年10月3日 6時) (
レス) @page5 id: e4f23350bf (このIDを非表示/違反報告)
天狐(プロフ) - ページ5の三ツ矢のバイク、バブじゃなくてインパルスです… (2021年10月2日 23時) (レス) @page5 id: dd864c9e93 (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - 。さん» コメントありがとうございます！気になるように制作出来て良かったです！ (2021年9月11日 21時) (レス) id: e4f23350bf (このIDを非表示/違反報告)
。 - ア''ア''ア''ア''ア''！！！！続き気になる！！！どうしてくれんだよ(？) (2021年9月11日 8時) (レス) id: 9fc44877f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤミ | 作者ホームページ：
作成日時：2021年9月2日 11時
