絶対 ページ27
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目が合った。
と言うよりも俺が目を合わせた。ってか、追いかけてた。
本当は自分から声をかけるべきだし、Aちゃんって呼びたいぐらい。自分のつまらねぇプライドのために我慢しているだけで、本当はギュッと抱きしめて離したくないぐらい可愛いAちゃんが大好きだ。
恋とか、柄じゃない。愛とか、語れるロマンもない。
だから、いつも精一杯送ってるけど彼女は気づいているんだかまたは気づいていないフリをしているんだか、それとも天然なのか。俺のせい……っていうのもあると思う。
「こんにちは、三ツ谷先輩！」
廊下で会うと絶対挨拶してくれる。彼女は誰にでもそうだから俺も普段通りの会話しかできない。
本当は、キスしちゃいたいぐらい可愛い君が好きだ。
期待なんてしてない。優しさの塊で、クラスのやつにも、部活のやつにも、道を聞かれた時も、絶対に嫌だって言う時も、いつもの笑顔で接してるAちゃん。俺に向ける笑顔も対して変わらない。から余計辛い。
Aちゃんが入院すると決まった時、林田アカネと言う生徒に昼休みに呼び出された。
「えっと、Aと同じクラスの林田って言います。」
「浅田さんのこと？」
小さく頷く彼女に「どうかしたの？」と聞くと、焦った顔で口を開いた。
「A！ダンスあるのに足怪我しちゃったって言ってて、本人は何も無かったみたいな言い方してるけどそんな事絶対にないんです！
私、知ってるんです。A、普段はしんどいとか口に出さないから……」
スーッと深呼吸を2回して林田さんは口を開いた
「A、三ツ谷先輩といる時はすごい穏やかなんです。それ以外も穏やかな時あるけど、三ツ谷先輩といる時は特別なんです。だから、私の代わりに三ツ谷先輩にこれ……」
林田さんは課題の入ったファイルと紙袋を俺に渡した。
「もしかして、これ俺が渡すってこと？」
「その方がAは喜ぶと思って……あ！部屋番号もメモとしてちゃんと入れてあるので！」
「や、そうじゃなくてさ……俺行ったらびっくりしないかな？別に同じクラスなわけじゃないし、そもそも学年も違う俺が持ってっても」
林田さんは首を振った。
「そんなことないです。三ツ谷先輩。これチャンスなんですよ！」
「え？」
グッと拳に力を入れて彼女は険しい顔で話始めた。
「これ、Aを落とすチャンスです！」
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アヤミ(プロフ) - 天狐さん» 指摘コメント恐れ入ります。修正と共にお詫び申し上げます。今後このようなことがないよう精神ともに気をつけます。 (2021年10月3日 6時) (
レス) @page5 id: e4f23350bf (このIDを非表示/違反報告)
天狐(プロフ) - ページ5の三ツ矢のバイク、バブじゃなくてインパルスです… (2021年10月2日 23時) (レス) @page5 id: dd864c9e93 (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - 。さん» コメントありがとうございます！気になるように制作出来て良かったです！ (2021年9月11日 21時) (レス) id: e4f23350bf (このIDを非表示/違反報告)
。 - ア''ア''ア''ア''ア''！！！！続き気になる！！！どうしてくれんだよ(？) (2021年9月11日 8時) (レス) id: 9fc44877f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤミ | 作者ホームページ：
作成日時：2021年9月2日 11時
