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びっくりした。
自分からそんな言葉が出ると思わなくてびっくりした。バッと顔を上げると先輩が「まだ、してないけど……あ、でも外部参加の日は友達と回る予定！」にししっと笑いながら答えてくれた。
「浅田さんは？誰かと回るの？」
「実はまだ決まってなくて……外部参加の日は多分妹がいるんですけど」
「じゃあ一緒に回ろうよ」
優しいトーンだった。いつもより、あの時より、ずっとずっと優しい声でそういった。
夢の中で何度願ったことやら。もし、先輩と文化祭を一緒に回れたら。もし、先輩と学園生活を一緒に送れたら。
「だめ……かな？」
照れくさそうに言う先輩がに首を振った。
「ダメじゃ、ないです。」
恥ずかしくて顔を見れなかった。トキメキが止まらなかった。一生このまま、ずっとこのまま、神様どうか……
「なら、顔みてほしーな」
先輩は笑った。顔を上げると先輩のキラキラした笑顔が映り混んだ。
「私で良ければ、一緒に回ってください！」
笑ってそう言った。
「じゃあ、1日目一緒に回ろーな！
……それから、俺。未成年の主張に出るから良かったら見に来てよ」
照れくさそうに先輩は笑った。
未成年の主張。私の学校では後夜祭って言うのがあり、未成年の主張はそこでいろんな“告白”をする行事だ。
言い出せなかった友人への謝罪や親への感謝、愛の告白もある。そんな先輩の未成年の主張。ちょっぴり不安もあるけど、きっといいものになるに違いない。
「絶対見に行きます！」
そういい、立ち上がった。
ぐらんっと目眩がして両手を机に着こうとする直前、何かが腰を支えた。人の手の形。おそらく先輩の
「だ、大丈夫？！」
「大丈夫、大丈夫〜！です！」
まだぐらんぐらんと目眩がする。すっと離そうとする先輩の手を掴んだ。
「このまま、もう少しだけいいので……
……このままで。」
その瞬間、ギュッと強く抱き締められた。今までにないぐらい幸せに感じた。
暖かい体温と、わっと香る三ツ谷先輩の香り。優しい、おひさまの香り。
一生このまま、ずっといたい。
本気の本気の本気!
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アヤミ(プロフ) - 天狐さん» 指摘コメント恐れ入ります。修正と共にお詫び申し上げます。今後このようなことがないよう精神ともに気をつけます。 (2021年10月3日 6時) (
レス) @page5 id: e4f23350bf (このIDを非表示/違反報告)
天狐(プロフ) - ページ5の三ツ矢のバイク、バブじゃなくてインパルスです… (2021年10月2日 23時) (レス) @page5 id: dd864c9e93 (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - 。さん» コメントありがとうございます！気になるように制作出来て良かったです！ (2021年9月11日 21時) (レス) id: e4f23350bf (このIDを非表示/違反報告)
。 - ア''ア''ア''ア''ア''！！！！続き気になる！！！どうしてくれんだよ(？) (2021年9月11日 8時) (レス) id: 9fc44877f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤミ | 作者ホームページ：
作成日時：2021年9月2日 11時
