【HQ】どうも、万年三軍女子です。【青城】

三軍の36ページ ページ37

学校説明会当日。

この頃には既に、及川徹がフリーということで多くの女子生徒からの告白の嵐になっている。




ま、今の私には関係ないんだけど……


でも、少しだけ。ほんとに少しだけ


心が痛い。


私は体育館裏にある自販機近辺のゴミカードの整備をしていたら、中学生だろうか？黒の学ランの生徒が空になったペットボトルを持ってきた。


貴方「あ、ペットボトルは洗うのでそのまま回収します。」

だが、男子生徒は「俺洗いますよ！」といった。

貴方「ううん。それが私の仕事だから！」

そういうと、遠慮がちながらも私にペットボトルを渡した

「すンません！あ、あざっす！」

身長高いな……

180cmはあるよな〜


髪の毛、上に尖ってるけどオシャレなのかな？

……男の子ってよくわかんないや


岩泉「お、金田一じゃん」

新品のゴミ袋を取りに言ってた岩泉くんが戻ってきた。


金田一「岩泉さん！ちわッス！」

岩泉「おー、また身長伸びたな」

金田一「あざっす！」


私がペットボトルのラベルを剥がしていると、岩泉に「ペットボトルってこれで全部？」と聞かれたから「そう、あとは洗うだけ」と答えた。

岩泉「あ、そうだ。こいつは金田一勇太郎。いまは北川第一で受かればここにはいるらしい。

んで、金田一。こいつは鈴木A。委員会が一緒なんだ」

貴方「そうなんだ、よろしくね。金田一くん。」

金田一「っス！
……鈴木先輩って、岩泉さんの彼女っスか？」


そうそう、岩泉くんの……


「「……ん？」」

岩泉「俺は付き合ってねぇ、及川の彼女だ。」

貴方「ん？？」

金田一「そうだったンスか！勝手に勘違いしてしまいすンません！」

貴方「待って違う！」

金田一「あ、友達から早くしろって言われたんで行きますね！また後日会えたらゆっくりお話しましょっ！」

金田一くんはそういい帰っていってしまった。


勘違いされっぱなしじゃん……

岩泉「……鈴木、もしかして付き合ってないのか？」

貴方「付き合ってませんね。ハイ。」


そういうと岩泉くんは「まじかよアイツ」といい頭を掻いた。

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