【HQ】どうも、万年三軍女子です。【青城】

三軍の16ページ ページ17

及川「ん？」


貴方「……私、マネージャーやりません。」


ごめんなさい。っと深くお辞儀をした。


花巻「え？！今やるっていう流れだったよな？？」


……そりゃ、貴方のプレーはみたいと思うけど。

貴方「その日、いとこの練習試合があって、いとこから見に来てほしいって言われたので……
あの、あんまり自分の事、主張しないいとこなので」


それで…と言うと及川徹が拗ねていた。


拗ねる必要性とは？



岩泉「まぁ、だったら仕方ねぇな」


及川「でも！」


松川「及川、無理に言ったら鈴木ちゃん？だって困るだろ」


松川くん。？はいらない。それ無かったら完璧男子。




それでも気に入らない及川徹は「だって…」「でも…」と文句を言い続けている。

そんな及川徹を岩泉くんが蹴った。


及川「いったーい！」

岩泉「いつまでもグチグチ言ってんじゃねぇ！
ダメって言われたんだからダメなんだわ！」


さすが、阿吽の呼吸……

いやいや、お昼の時間なくなるよ？

貴方「あの…」

及川「だからって蹴らなくてもいいでしょ！」

岩泉「てめぇがしつこいからだろうが！」


貴方「あの！」




お互いがお互いにつかみかかっている及川徹と岩泉くん。やっと私の声に気がついたのか、体制はそのままで私の方を向いた。


貴方「……お昼の時間、なくなりますよ」


私の声で2人は「あ」とハモった。


花巻「なぁ鈴木。椅子持ってくるの面倒だから借りていい？」

貴方「はい…、どうぞ」


花巻貴大はそういうと笑顔で「サンキュー」といった。


私はその場を離れようとしたら及川徹に止められた



及川「Aちゃんっ！」


捕えられたのは私の左手。


お弁当を持っているのも左手。


右手にはスマホと図書室で借りた本。



……困った。


振り返ると及川徹はやんわりと笑っていた。


及川「一緒に食べよ？」

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