【HQ】どうも、万年三軍女子です。【青城】

三軍の11ページ ページ12

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及川「俺が？Aちゃんのこと？
ないない！それは絶対ないって！

だって、Aちゃんはただの隣の席の女の子じゃん！」


俺は手を横に振りながら振りながらそういった



岩泉「……じゃあ、んな事気にしても仕方ないだろ」


及川「そうなんだけどさぁ〜〜……」


そうなんだけど、そうじゃない。


わかんない







その日から1週間、Aちゃんを意識して過ごしてた。



黒板を見る時、少しいつも首を傾げる姿、


単語を赤シートでかくしながら勉強する姿、



休み時間に読書をしている姿、





全部、知ってる。




癖も、行動全て、




嫌いじゃない。









むしろ好きだ


ああ、そうか




好きなんだ




俺、Aちゃんのこと




ーーーーーー


なんか。今週は、及川徹にガン見されている気がする。


めっちゃ目線を感じる。



私なんかしたっけ？





しかもそのお陰……いや、そのせいで、一軍女子からの視線が痛い。



怖い



ホームルームが終わったあと、私は逃げるように荷物を片付けると、及川徹に声をかけられた。


及川「ねねAちゃん今からかえるの？
一緒に帰らない？」


え？！帰りのお誘い？！



貴方「……遠慮しておきます…」

及川「え？！

……じゃあせめて！連絡先交換しよ？！
マッキーとも交換したんでしょ？！俺とも…」


貴方「あの、ごめんなさい！！」


私が教室を出ると追いかけ来そうだったが、岩泉くんと松川くんが廊下で及川徹と花巻貴大を待ち伏せしてて捕まった。


私はひとりダッシュで昇降口に向かった


よし。これでいいんだ。





及川徹にはもう少し考えてもらいたいことがある。



私は万年三軍女子で、貴方は一軍トップ男子だってことを。

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