吸血鬼な奴

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８話「助けてやるから血をよこせ」ページ8

岩融「そうか…助けてくれたことを感謝する、ありがとう」

『あっいえ…』

マッチョだ、よく見たらめっちゃマッチョだ

『くっ…筋肉が羨ましい』

山姥切「…欲しいのか？」

『当たり前、重いもん持てる』

『じゃあ、皆の傷も回復したし、大本命の主様とやらの所へつれてって』

一期一振「え…会うんですか？」

『勿論、言ったでしょ？主様から開放してあげるって』

三日月「どうしてそこまでしてくれるんだ？」

そんなの決まってるじゃないか

『君達の血が美味しいから』

岩融「わはははっ！どうやら我らの血で救ってくれるそうだ！いや～久しぶりに笑った！」

今剣「あははったしかにおかしいはなしですね！」

五虎退「吸血鬼さんにあって、助けれもらって…ふふっ本当だ、おかしいですね！」

…なんか失礼だな、でも可愛いから許す

一期一振「この出会いはきっと奇跡なんでしょう、私達からもお願いします、どうか…救ってください!!」

うん、最初に会った絶望の目は消えて、今は希望のある目をしている

いいねぇいいねぇこの子達は変わることができる

『取引成立だね、いいよ助けてあげる』

山姥切「約束だ、破るなよ？」

『勿論』

岩融「では戻ろうか、主がいる忌々しい本丸へ」

今剣「はぁ…」

五虎退「うぅ…会いたくないです…」

一期一振「でも、吸血鬼殿の事を皆に話せるよ」

三日月「ああ、さっきまで散々あの力を見せられたんだ、きっと助かる」

『待って、ハードルあげないで!?緊張しちゃう』

山姥切「あんた吸血鬼だろう」

『吸血鬼でも緊張すんの!!年寄り苛めんな!!』

三日月「そういえば、お主はいくつなんだ？」

『１万歳ぐらい？』

山姥切「嘘をつけ」

『嘘じゃないよ!?』

まさかの信頼度０？