１２話 「吸血鬼に不可能など無い」 ページ12
『…あれ？治ったよね？』
秋田「は、はい！」
薬研「…すげぇ嘘みたいに体が軽い」
歌仙「本当に吸血鬼がいるなんて…」
思い思いに言葉がでる
三日月「では自己紹介をしようか」
『oh…』
50振り近くの名前を言われ、呆気にとられた
…頑張って覚えよう
蜂須賀「君の名前は？」
『えっ？』
蜂須賀「吸血鬼という名前ではないだろう？」
『…あー好きに呼んで』
厚「コウモリ」
浦島「黒…とか？」
鶴丸「黒があるなら白！」
愛染「蚊！」
『おい蚊って言った奴だれだ』
愛染「もしくはモスキート！」
『同じだよ!!』
蛍丸「国俊英語出来たんだ」
『…じゃあAで』
薬研「なんでだ？」
『昔、人間にこう呼ばれてたから』
山姥切「そろそろ本題に入れ」
『そうだね…』
『えっと、ここの主の事は嫌いですか？開放されたいですか？』
歌仙「それは…っ勿論だ」
乱「もうあいつの顔すら見たくないよ」
燭台切「…死ねばいいのに」
『皆一緒のようだね、じゃあ僕が救ってあげるよ、三日月から聞いたよね？』
大倶利伽羅「…可能なのか？」
『僕吸血鬼だからね、可能ですよ！』
『救う代わりに血を頂戴』
厚「…それで助かるなら」
鳴狐「うん」
薬研「いいぜ」
『うん！交渉成立！じゃあ今すぐ取り掛かろう！』
「は!!!?」
『早いほうがいいでしょ？』
山姥切「っしかしどうやって…？」
『…操って？』
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作者名：山口 | 作成日時：2017年8月15日 15時
