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travel 76 ページ30

・・・

あれから宿に帰ったベル達は、寝こけている2人にやっぱり、と思った。そして、何故かリオがアルティアにゲンコツを落とす。

ゴン!

凄くイイ音がした。と、同時にアルティアが飛び起きた。

「いってぇ!!?」

「あるにぃ…?」

「おはよう、ラナちゃん」

「おいおい…殴るこたぁないだろ…」

アルティアはリオに怒鳴る。が、本気で怒ってるのではないようだ。

「ったく…起こすにしてももう少しやり方があんだろ!!」

「こんな時間までぐーすか寝てるヤツが悪い」

「んだと!おいコラ表でろこんにゃろう!」

「あぁ”?そんな寝起きの身体であたしの相手が務まるのか?って言うか、大人しくしてろ!骨折してるんだから!」

「っざけんな!骨折してよーが俺はお前に勝てるぞ、傭兵!」

「なにぃ〜〜!」

と、いう感じに2人はヒートアップしたのだが、ベルが絶対零度の笑みでここはドコかな?と言ったことによりおさまった。アレクはやれやれと言った具合でそれを見守っていた。が、どこかホッとしたような顔をしていたため、なんだかんだでリオの事を心配していたようだ。

・・・

しばらくして、ここには闇に囚われた人がいないことがわかった。そのため、闇夜の剣(テネノクスセイフ)の本拠地を探すついでにベルの師匠を探すということになった。

「ん〜…あの人はなぁ…多分、ミラージュにいると思うけど…」

「ベルの故郷か?」

「うん。ここからだと…んー、そうだねぇ…1週間位かな?」

「じゃあじゃあ!ベル兄のおうちいこ!」

「じゃ、それで決まりだな」

「俺も行くぞ。アイツらぶん殴らねぇと、気がすまん」

ということで、アレクを加えた5人でミラージュを目指すことになった。

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設定タグ:シリアス , オリジナル , 男主   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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ユエル@リノリア(プロフ) - りょーさん» コメントありがとうございます!不定期更新なのでいつ更新できるかわかりませんが、待っていてくださると嬉しいです! (2017年10月16日 18時) (レス) id: cfdb788b81 (このIDを非表示/違反報告)
りょー - とても面白かったです!続き待ってます! (2017年10月15日 17時) (レス) id: b27fe6d1f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユエル@リノリア | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年3月20日 23時

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