ぼくのキセキ (ページ1)

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廉side ページ1

1人になると思い出してまう、、、こんなに、綺麗な夜空を見ると。

アイツと初めて見た星空、、、

笑いあったし、、、喧嘩もよくしとったな、、、
今じゃ、それすら出来ひんけど、、、

俺もアイツも、強がりで、、、その一つ一つが俺ら2人の距離を隠していったんや、、、

こんなに、離れてたことに慣れてきた俺をアイツは許してくれるんかな、、、

アイツの存在は俺にとってはずっと宝物やったな、、、

伝えなあかんよな、、、悩んだ答えも、、、
意地っ張りな俺が、、、ズルズル引きずって、、、先延ばしにしとるもんな、、、

涙の色も、流し方すら忘れてもうたフリしとったけど今はどんだけ喚いてみても誰も何も言わへんはずやのに、、、

『後悔なんてしとらんよ』

なんて、お互いが嘘を重ねすぎた結果がこれかい、、、

いつしか、星々でさえ願いを叶えられへんくなった、、、

ホンマは、、、かけがえのない存在やってわかっとったはずやのに、、、簡単な事だけが、、、できひんかった、、、んよな、、、

今は俺の声がアイツに届く様にずっと歌う事しか出来ひんけど、、、

いつかの思い出が美化してるんやって、、、自分を慰めて、心ん中では奇跡を信じとる。

アイツの存在は、俺にとってはずっと宝物やから、伝えなアカン、俺がずっと悩んできた答えを、、、

やけど、、、許してな、、、
ホンマ、少しの俺の意地っ張りがその答えを先延ばしにしとる事を、、、