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恋ごころ ページ1

君のことが好きすぎて、心が張り裂けそうだ、、、

紫耀side

いつもの様に駅の改札を抜ける。
どこからともなく、流れて来る曲。

優しいメロディが君といたあの季節へと、俺を連れて行く、、、
イヤフォンの音を口ずさむ君の横顔を見ながらこの想いに蓋をする。

【お前のことが好き、もう一度やり直して欲しい】

そう言いたい、、、
だけど、伝えちゃダメなんだ、、、


今のこの関係が、、、もっと崩れてしまうから、、、

俺が自分で壊してしまった関係、、、なのに、いつもお前を見ていると伝えそうになる。

【もう一度俺にチャンスをくれ】って、、、

好きで好きで、、、大好き過ぎてたまらない、、、張り裂けそうな俺の恋心、、、

2人で想い会った日々はどこえ言ってしまったんだろう、、、俺だけがあの言葉を繰り返してるみたいだな、、、


逢える喜びも 失う痛みも 知ってた筈なのに、、、知らないフリして過ごしてきた、、、お前さえいればいい、、、なんて、そんなん甘ったれた感情に逃げてばかりだった、、、


向かいのホームから
『またね!』っていつも手を振ってくれてたっけ?

幸せだったあの日々をもう一度やり直せるなら、、、


永遠に、お前の傍にいたい、、、

叶うはずの無い願いばかり心の中で唱えて、ずっともがき続けてる、、、俺は一体どうすれば良いの?

胸の奥でずっとくすぶる宛のないこの想いに、、、
粉雪がまう頃に、きっと消えてくれてるのかな、、、

もう二度と、、、俺の想いは、、お前に届かない

だから俺は誰もいないこの場でお前の想いを吐き出す



『大好きだよ、、、』


END

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作者名:赤髪の白雪姫アボカドKing | 作成日時:2021年4月20日 19時

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