君との日常 2 (ページ12)

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慧『伊野尾家に今すぐ集合！』

｢え、今から？｣

慧『そう！クリスマス目の前で両親共々旅行に出かけてるからね』

｢ご飯は…どうするの？

慧ちゃんご飯作れたっけ？｣

慧『友達で料理出来るやつ居るから頼んだよ
勇太は安心して帰って来てね』

｢わ、わかった…｣

優太｢おーい、神宮寺｣

｢あ、岸くんごめん用事できちゃってすぐ帰んないと行けなくなった…｣

優太｢用事か、それなら仕方ねぇよ！
鍵返しといてやるからもう帰っていいぞ！｣

｢岸くんありがとう、

じゃ！また明日！！｣

優太｢おう！！またな！！！｣

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｢う…運動部でも…学校から家までの距離走るの、、、しんどい…ハァハァ…｣

慧｢あ！やっと帰ってきた〜もう！勇くん遅いよ｣

｢一応、走って帰って来たんだけど…｣

慧｢ハハッ嘘だよ！おかえり｣ﾆｺｯ

｢うん、ただいま｣

慧ちゃんと居ると落ち着く…

慧｢山田ーお腹すいたーご飯にしよ？｣

え？…やまだ？

山田｢やっと帰ってきたのかよ。｣

｢うそ･･･｣

山田｢伊野ちゃん手伝って…ってもあんまり手出さなくていいから｣

慧｢え〜酷くない？手伝えっていっておきながら｣

山田｢うるせぇよ｣

確かに俺もあんまり料理出来ないけど、完璧人間連れて来るなんて聞いてない…慧ちゃんと楽しいクリスマスになると思ってたのに…

台所に立つ2人は嬉しそうに…楽しそうにご飯の準備をしていた。

俺の視線に気がついた山田先輩が不意にちかずいてきて

山田｢神宮寺くんだっけ？、安心してよ、俺と伊野ちゃんはまだ何も無いから。｣ﾎﾞｿｯ

小さい声で言い出してきた…なんか腹立つ…

慧｢あ、プレゼント交換しようよ！｣

山田｢そんなもん買ってねえから取り敢えず早く食べろよ｣

慧｢なんか買ってたじゃん！｣

山田｢あーあーあー、取り敢えず早く食え！！｣

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慧｢ごちそうさまでした｣

｢美味しかったです、ごちそうさまでした…｣

山田｢あぁ｣

慧｢勇くん！はいコレ！メリークリスマス｣ﾆｺｯ

｢え･･･コレ、、、｣

慧｢勇くんと買い物行った時にずっと見てたでしょ？｣

｢高かったのに？｣

慧｢勇くんに買う物は何でも安いよ

付けてあげるから後ろ向いて｣

｢うん｣

慧｢やっぱり似合うね

買って正解！｣

｢大事にするね、慧ちゃんありがとう｣

ずっと欲しかったネックレス

明日はこれ付けて行こうかな…

あれ？ネックレスをプレゼントにするのってどんな意味だったけ？

まぁいいか！