さよならを君に、、、 (ページ1)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:193 hit

タイトルページ1

紫耀side

煌めく街を抜けて見慣れたいつもの店で待ち合わせ。

1人になると気が付く。
本当はもう君の事が好きじゃない事を、、、

だけど、この関係が壊れないようにずっと君に嘘をついてた。

君の友達一緒に居ると、ホントの自分で居られる。

君が入り込めないぐらいに、、、この夢が永遠に続けばいいのにって思っちゃう。

いつかの君がくれた、薬指の指輪も消えるのかな、、、

ずっと、ずっと君を離さいと誓ったのに、、、
俺は君の手を離そうとしている。

それでも君の隣に居た理由は、、、君にサヨナラを言えずにいたから、、、

いつの日だったか、君の友達が俺にしてきた質問に俺は嘘をついた。

『なぁなぁ～、今さ恋人って居る？？』

「ん？居ないよ」

って、、、

決して相容れない現実を受け入れるより、、、

君にちゃんと全てを伝えよう。

最後の夜になっても構わない、幕を閉じよう。

君にサヨナラを、、、

END